憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦争 いのちが軽くなる

 8月14日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 いわねばならないこと 集団的自衛権」という欄がある。
 筆者は、俳優・香川京子氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「この1年ぐらいで急に戦争が近づいてきた感じがする。ほかの国を支援すると言っても、その軍と一緒にいれば敵とみられて攻撃される。反撃したらそれが戦争につながるわけでしょ。どうして支援だけでおわるというのかが分からない。
 国の方向を決める大変なことなのに、みんなの意見を聞こうとせず、政治家が自分たちだけで決めて行くのはおかしい。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「満州事変の時に生まれ、子どものときはずっと戦争だった。でも東京から茨城に疎開していたので空襲にも合わず身内に戦死者もいなかったので、戦争の本当の怖さは知らなかった。
 それが分かったのは映画「ひめゆりの塔」(1953年)で学徒の一人を演じてから。太平洋戦争末期の沖縄戦で看護活動に動員された女子生徒たちの悲劇を描いた映画。ひめゆり学徒隊の同窓会の准会員にもしていただき、たくさんの証言を聞いてきた。
 負傷兵の看護をしていた病院壕がガス弾攻撃を受け「苦しいよう、助けて、殺して、殺して」という阿鼻叫喚の中で意識を失い、三日後に息を吹き返したときにはたくさんの死体に埋まっていた話。
 低空飛行の米軍機による機銃掃射や、戦車の火炎放射器から逃げ惑った話。
 沖縄の悲劇を伝えなければ、という使命感に突き動かされてきた。」と教えてくれた。
最後に筆者は、「沖縄戦では学徒隊に解散命令が出て、砲弾の降り注ぐ戦場に放り出された。
 「国民の命を守る」なんて口で言うことは簡単だけれども、いざとなったら、国はそんなことはしてくれない。
 よく「命の大切さ」っていうけれども、戦争って、一番命が軽くなることだと思う。」と締めくくった。
 香川京子さんは、学生時代からあこがれの美人女優だった。
 その人が、自分より一回り年上だということも、初めて分かった。
 なにより、「「国民の命を守る」なんて口で言うのは簡単だけども、いざとなったら、国はそんなことはしてくれない」という指摘は、その通りだと思った。そして、国の指導者も、軍隊も、戦争になったら「国民の命」を守れないし、むしろ「一番国民命が軽くなる」ことではないか。
「 国民の命を守る」とは、為政者が命懸けで戦争を阻止することではないか。そんな人に国の指導者になってほしいが?
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by sasakitosio | 2015-08-15 08:38 | 東京新聞を読んで | Trackback