憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

自衛隊と消防隊

 7月28日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「地方にいて、たまたま安倍首相がテレビで平和安全(実は戦争危険)法案について語るのを見た。テレビに出るのが少なくなった、とぼやいているとのゴシップ記事は読んでいた。
 さっそく出番をつくるテレビ局があらわれたようだが、これが面白くて、一時間以上も眺めてしまった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「少し前、国会に持ち出されたのは、「避難する邦人」のポンチ絵だった。が、こんどは珍妙な立体模型だ。家が三軒並んでいる。アメリカ家と日本家のあいだに、アメリカの別邸がある。アメリカ家が火事になって別邸が類焼、火の粉が日本家の上に迫ってくる。そのとき、消防服に身を固め、消化器を携え、日本家の屋敷のそとへ出動する消防隊員が示された。消火器の模型を振り回して首相は得意顔だ。
 「持っていくのは武器だろう」とつい画面につっ込みいれてしまった。しらじらしいなぁ。
 自衛隊員が消火器を携えて外国へ行くのなら、だれも反対しない。「鎮火」は「制圧」の隠喩なのだろうが、視聴者をこの程度と見下している、その高のくくり方が悲しい。」と指摘した。
 最後に筆者は、「カニは自分の甲羅に似せて穴を掘るとも言われている。さすがに、KY(空気が読めない)との評判をとった強気の首相も、新国立競技場の挫折以来、存外弱気になって、自衛隊を国際貢献の消防隊に改組したい、と本気で思うようになったのかも。」と締めくくった。
 読んで、筆者の「視聴者をこの程度と見下している、その高のくくり方が悲しい」との気持ちは理解出来た。そして、この程度の「総理大臣」しか持てない「日本国民」の不運・不幸を感じた。
 「消火器の模型を振り回して首相は得意顔」とのテレビ画面を自分の目で見ていないのが、いまひとつ残念だ。
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by sasakitosio | 2015-07-29 06:43 | 東京新聞を読んで | Trackback