憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

対案という病

 7月26日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安全保障法制について、安倍首相が国民に説明すると意気込んでテレビに出たものの、あまりに的外れな例え話が一層大きな疑問を招き、内閣支持率は大きく下落している。多数決に持ち込まれる前に、世論を高めることが法案成立を阻止する有効な抵抗の手段である。暑い夏を迎えるが、今までにまして国会周辺や各地での運動を広げなければならない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「市民の闘いを尻目に、民主党の一部から安全保障法制に対案が必要だという声が出ている。反対ばかりでは政権政党になれないと考える政治家が、対案作成を通して野党再編成を目指すとも言われている。
 これこそ野党の自殺行為である。予算に関わる話なら、対案を出して修正を勝ち取るという戦法もある。
 しかし、立憲民主主義を破壊する政府与党に対して中途半端な対案を提示すれば、政府にとってとって格好の援軍となる。こんな初歩的な政治算術もわからない政治家が新党をつくっても、安倍政治に不安を持つ市民の支持を受け止められるはずはない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「憲法と民主主義を破壊する安保法制には断固粉砕が唯一の対案である。それが実現すれば、この国を脅かす本当の脅威、原発事故への対応、人口減少への対策、財政や社会保障の持続可能性の確保について、対抗案を考えることこそ、野党の仕事である。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者の、「多数決に持ち込まれる前に、世論を高めることが法案成立を阻止する有効な抵抗手段である」、「立憲主義を破壊する政府与党に対して中途半端な対案を提示すれば、政府にとっては格好の援軍となる。」、「憲法と民主主義を破壊する安保法制には断固粉砕が唯一の対案である」との指摘は、その通りだと思った。
 生きているあらゆる場面で、平和憲法の破壊につながる「全ての事態」に、反対の声をあげつづけることにした。
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by sasakitosio | 2015-07-28 06:29 | 東京新聞を読んで | Trackback