憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法九条の普遍的価値

 7月23日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「18世紀の終わりに「永遠の平和のために」と題する小冊子が出版された。近代哲学の開祖I・カントの晩年の著作だ。(池内紀氏の流麗な抄訳が最近復刊された)
 欧州の戦乱や列強による植民地化の暴虐を背景に、国内の共和制や国家間の平和連合を打ち立てることを主張し、国家の枠を超えた世界市民の権利まで視野に収める雄大な議論である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「カントは国家が人々を殺し殺される道具にする戦争を根本的に否定し、常備軍廃止を長期目標に掲げるが、自衛のための戦争は許容する。民族間の敵意に人間の邪悪な本性が現われる。殲滅戦の後の平和な巨大な墓地に訪れる、権力にしがみつく政治家は国民を犠牲にするのもいとわない等の鋭い警句がちりばめられている。
 それから、2百年後、ドイツの哲学者J/ハーバーマスは永遠平和論の現代版を構想する中で、政治家の戦争責任や戦争そのものの犯罪性を弾劾し、グローバルに人権侵害に目を光らせる超国家的な機関の充実を主張する。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「押し付け憲法だから改憲すべきだとか、東京裁判は勝者の懲罰という議論はあまりにも浅い。
 世界市民、永遠平和、人権等は確かに欧州が生みだした価値だが、憲法九条の理念を「平和に生きる具体的権利」として実現していくことこそ日本人の使命ではないか。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「近代哲学の祖I.カントの晩年の著作「永遠の平和のために」という小冊子が18世紀の終わりに出版されたこと」を知り、その著作の中に「民族間の敵意に人間の邪悪な本性が現われる。殲滅戦の後の平和は巨大な墓地に訪れる。権力にしがみつく政治家は国民の犠牲をいとわない等の鋭い警句がちりばめられている」とのことを知った。
 「それから200年後、ドイツの哲学者J・ハーバーマスは永遠平和論の現代版を構想する中で、政治家の戦争責任や戦争犯罪性を弾劾し、グローバルに人権侵害に目を光らせる超国家的な機関の充実を主張する」とのことも知った。
 だが、世界から戦争をなくし、グローバルな人権侵害がなくなるためには、国連の現状はその期待を担うには程遠いような気がする。
 そこで、そのために日本の平和憲法を世界に広め、未来につなぎ、国連にに代わる「世界連邦」を目指し、その先頭に日本・日本国民が立って、世界各国の中で「名誉ある地位」を占めることができないものだろうか?
 
 
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by sasakitosio | 2015-07-26 06:34 | 東京新聞を読んで | Trackback