なめたらあかん
2015年 07月 23日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「安保法制をめぐる女性週刊誌の健闘が目立つ。「週刊女性」(主婦と生活社)7月14号が「「戦争法案」とニッポンの行方――あなたの子どもがアメリカのために殺し、殺される国になる!」という大型特集を組んだと思ったら、今度は「女性自身」(光文社)8月4日号号が「安保法案強行採決、日本が壊れていく!」と銘打つ特集を打った。」と切り出した。
つづけて筆者は、「両陛下の平和への思いを証言で伝える「美知子さま「私は“戦争の芽”摘み続ける!」と題された記事のほか、識者の激烈なメッセージが並ぶ。
「安保法制を可決したことは、美しい日本を汚したことにほかならず、世界の恥だと思います」(瀬戸内寂聴氏)。
「安倍首相は“武器を持つ怖さ”をまったく理解していません」(赤川二郎氏)。
「もたらされるのは、安倍晋三首相の個人的な快楽だけ」(内田樹氏)。
「おんな子どもにもわかる理屈」で説明してやろうと思ったか、民放テレビに出演し、火事や戸締りのたとえ話で法案の解説を試みた首相。ところが、珍妙な模型も相まって、かえって墓穴を掘ってしまった。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「共同通信社の世論調査でも、内閣支持率は男性が42.4%、女性38.4%。女性の支持が低いのは法案をよく理解している証拠である。「おんな子ども」をなめたらあかん。 みんな本気で怒っているのだ。」と締めくくった。
読んで面白かった。女性週刊誌が、安保ネタを大々的に取り上げたことの影響は大きいし、取り上げさせた世論の広がり、理解の深まりを感じさせた。
特に、「美知子さま「私は“戦争の芽”摘み続ける!」、瀬戸内寂聴さんの「安保法制を可決したことは、美しい憲法を汚したことにほかならず、政界の恥だと思います」、等等が女性週刊誌の読者に伝わることの意味を大きいと思った。