憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ローマ法王の大絶滅予言

 7月5日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「地球はこれまでに五回「大絶滅」を経験している。
 古くは4億4千年前のオルドビス紀に三葉虫など85%の生物が絶滅。近くは6千5百万年前の白亜紀に恐竜など70%が絶滅するなど地球上の生物が同時に大量に絶滅したことが五回あるらしい。
 原因は超新星の爆発や小惑星の衝突などが考えられているが、近く六回目の「大絶滅」がそれも人間活動が原因で起こるのではないかとここへきて頻繁にマスコミで伝えられるようになってきた。
 そのきっかけとなったのがローマ法王フランシスコが先月18日異例の「回勅(教え)」を発表したことだ。この中で法王は「われわれの地球はゴミの山になりつつある」と自然破壊をを指摘し「このままだと人類は前代未聞の生態系の破壊に直面するかもしれない」と「大絶滅」を予言した。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「法王の「回勅」は184ページにもおよび、その中で「汚れた空気」「汚染水」「工場ばい煙」「海面上昇と異常気象」などについて言及し、人類が生活スタイルを変える「革命」が必要だと強調している。
 さらに法王は人類による地球の搾取はすでに限度を超えているとした上で「「最後の審判」の予言はもはや皮肉や軽蔑の対象ではなくなった」と述べた。
 「最後の審判」は世界の終りにイエス・キリストが現われてあらゆる死者をよみがえらせて裁きを行い、善行のものには永遠の生命を、悪行のものは地獄へ落とすとされることだ。つまり、地球の環境破壊に手を貸すようなことをするものは地獄へ落とされることを覚悟しなければならないという警告だ。
 世界のカトリック教徒は全世界に12億人いると言われが、その最高指導者のローマ法王の警告は当然世界に大きな波紋を広げることになった。
 「われわれには気候変動の悪影響から未来の子どもたちを守るという大きな責任がある」
 オバマ米大統領はカトリック信者ではないが、ローマ法王のメッセージを歓迎する声明を発表し、地球温暖化対策に消極的な米保守派をけん制した。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「こうした動きに元気づいた環境派が「大絶滅」の警告をはしているわけだが、その一人で豪州の細菌学者フランク・フェナー教授はもはや「大絶滅」を回避するすべはなく、地球は今後百年で生物の生存に適さなくなると言う。
 「きょう誕生する子どもは人類の終焉を目撃するかもしれない」
 フェナー教授の予言をロイター電はこんな悲観的な見出しで伝えた。
 地球温暖化防止国際会議(COP)も20回を重ねながら、先進国と途上国の利害がぶつかり合って有効な対策を打ち出せずにいるが、「反対するものは地獄行きだ」と脅かすしかないかもしれない。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。 
 地球史上5回の「大絶滅」があったこと、
 ローマ法王の回勅に「大絶滅」を予言したこと、
 さらに法王は、「最後の審判」の予言はもはや皮肉や軽蔑の対象ではなくなったと、述べたとのこと、等を知った。
 キリスト教徒でない自分には、世界のおわりに、イエスキリストが現われることも、あらゆる死者をよみがえらせることも、永遠の生命も、地獄も、信じられないことだが、人類がいつの日にか地球上から姿を消す日はあると思っている。
 その引き金は何で、時期はいつなのか不明だが?
 それは、人間の一生のようなものではないか。いつ死ぬか、なんで死ぬか、定かではないが「必ず、死んで地」に帰るように。
 なんでの一つに、環境問題もあれば、宗教戦争もあれば、核戦争もあれば、ウイルスもあれば、地球異変もあれば、宇宙異変もあるような気がする。なかで、人間の行為が元になる「絶滅原因」は、知者の警告をよく聞いて、回避しなければならないのではないか、と思っている。世界中の指導者に、気づきと実行と勇気があることを期待したいが?
 
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/21931193
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-07-07 06:45 | 東京新聞を読んで | Trackback