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by sasakitosio

ソーラー機  夢もあり意義もある

 6月30日付東京新聞朝刊社説に、「夢もあり意義もある」という見出しで、ソーラー機の事が載った。
 今日は、この社説に学ぶことにした。
 まず社説は、「しばし日本で翼を休めたスイスの太陽電池飛行機が、米ハワイに向けて愛知県営名古屋空港から飛び立った。目指すは化石燃料を使わない世界一周飛行。夢も意義もある大冒険の成功を祈りたい。
 太陽エネルギーだけで飛ぶ「ソーラー・インパルス2」=写真=は今年3月、アラブ首長国連邦のアブダビを出発し、インドなどを経て中国・南京からハワイに向かう途中の今月1日夜、太平洋上の悪天候を避けるために予定外の名古屋空港に舞い降りた。
 機体の一部不具合を修理し、天候の回復を待ち、昨日未明、ほぼ一カ月ぶりに離陸した。」と切り出した。
 つづけて社説は、「翼の端から端までジャンボ機より長い72メートルもあり、約1万7千枚のソーラーパネルを装着。
 昼間に太陽エネルギーを蓄え、夜間も4基のプロペラを回す。機体の重さは2.3トン。徹底した軽量化が図られている。
 スイスの冒険家、ベルトラン・ピカール氏(57)らのグループがこのプロジェクトに乗り出したのは2003年。企業やスイス政府の支援を得て機体を開発し、化石燃料を使わぬ世界一周という前人未到の冒険の準備を進めてきた。
 ピカール氏とアンドレ・ボルシェベルグ氏(62)の二人が交代で操縦し、計3万5千キロを飛ぶ。
 ピカール氏の父ジャック・ピカールは1960年最も深い海、マリアナ海溝チャレンジャー海淵に人類で初めて到達した。祖父オーギュスト・ピカールは31年、水素気球で初めて成層圏に到達した。冒険一家の三代目である。
 ボルシェベルグ氏は元スイス空軍のパイロット。今回の世界一周で最も過酷な太平洋上、名古屋―ハワイ間の飛行を担当し、一回20分、一日合計2-6時間程度の仮眠を繰り返しながら、窮屈な操縦席で5昼夜連続の操縦に挑んでいる。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「不時着と長期間の待機は、実用化への道がまだ険しいことを物語る。でも、これは、困難に挑戦ばかりの冒険ではない。再生可能エネルギーの新時代を切り開こうという冒険は、夢は大きく、その意義はさらに大きい。
 図らずも日本の空に迷い込んできた不思議な飛行機に、私たちの胸は躍った。その挑戦が大きく実を結ぶことを期待したい。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 重さ2.3トンの機体を、太陽光エネルギーで空に飛ばす、そんな想像超える現実が目の前にあること、それは人類の可能性の証だ、と思った。
 それを考え、実行する「人々」をほめたたえたいと思った。
 そして、その先には、争いの元になってきた「石油の奪い合い」から世界は解放され、戦争の火種が一つなくなるのではないか?
 飛行機から、船へ、鉄道へ、車へ、と自然エネルギーの実用化が進めば、巷間いわれている「地球の温暖化」対策に飛躍的な効果が現われてくるのではないか?
ソーラー機の挑戦が大きく実を結ぶことを、祈りたい。
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by sasakitosio | 2015-07-05 07:10 | 東京新聞を読んで | Trackback