憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

犬儒

 6月27日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、楊逸氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安全保障関連法案に関する衆院特別委員会は22日、参考人質疑を行った。有識者5人のうち、日本の名だたる憲法学者や元内閣法制局長官ら三人が「憲法違反」という見解を述べた。
 政治についてあまり分からない外国人としてぼんやりとテレビを見ていると、「違憲」という語を口にした先生方のお顔に悲壮感がなく、あくまでも穏やかな表情が不思議に格好良く感じ、その重みのある響きに心打たれるものがあった。
 ドキッとした。有識者とはこのような方々だと悟ったようだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「というのは、日本の安保法案について何か言おうというわけでなく、私の尊敬する中国の経済学者・馬寅初を思い出したのだ。毛沢東とじかに議論を交わしたことがあり、幾多の迫害に耐えつつも、強権に信念を曲げることなく生涯を閉じた硬骨の学者だ。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「独立人格が基本的な素養として特に重要である学者という職業。数々の政治運動を経て、また経済至上主義に走る傾向にある今の中国では、「犬儒(政権に迎合する知識人)が増える一方で、学問にこだわる気骨を感じさせる人がうんと減ってしまったようだ。
 政治環境が厳しいということもあるだろうけれど、学者になるのは、単純に好きな研究ができるという動機から、出世のためや経済的な理由に変わったのも問題ではないだろうか。」と締めくくった。
 筆者の「「違憲」という語を口にした先生方のお顔に悲壮感がなく、あくまで穏やかな表情が不思議に格好良く感じ、その重みのある響きに心打たれるものがあった。」との感じは、日本国民も同じように感じたのではないか。
 筆者に響いた、有識者としての「自信と確信」、それが今、大きな波紋となって広がっているような気がしている。
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by sasakitosio | 2015-06-29 06:31 | 東京新聞を読んで | Trackback