憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

仮面総理

仮面総理
6月21日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「総理大臣はいいなあ。安保法制の審議で野党から何を聞かれても、同じ事ばかり繰り返せばいいのだから。本音コラムで毎週違うことを書かなければならない私にはうらやましい。
 最後は「私は合憲だ、安全だと確信しています」で済むのもいい気なもんだ。大学で学生に、お前の確信なんか一文の値打ちもない、根拠と論理を示して他人を納得させる説明が必要だと教えている教師から見れば、あれはダメな見本だ。
 ゼミで学生が「私は確信しています」と言い、それ以上説明を拒否しだしたら、授業は崩壊する。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「政府の説明がここまで破綻した理由は何か。結局自分たちが本心では軽蔑している憲法の規範性を認めたうえで、法案の合憲性を説明しようとしているからだ。
 婚姻関係が実質的に破綻し、早く離婚したいと思っている配偶者について、他人に対しはこの人は立派ですと説明しているようなものである。」と指摘した。
 最後に筆者は「集団的自衛権を行使する国家になりたいというのは、一つの政策である。しかし、それはあくまでも今の憲法の枠内ではできない。最初から憲法改正を提起して、国民を説得することこそ、誠実な政治家の取るべき道ある。
 安倍首相の祖父、岸信介もこの正攻法をとった
 負けることは目に見えているからそうしないというのでは卑怯者である。」と締めくくった。
 読んで面白かった。
 総理大臣が野党から何を聞かれて「同じことばかり繰り返していること」、「最後は「私は合憲だ、安全だと確信している」、で済ましていることは、筆者の指摘通りだ。
 当の総理本人は、この状態を「筆者のような識者」だけが、総理の見識に疑問を持っており、圧倒的多数の一般大衆はみな無知蒙昧な輩と思って、高をくくっているのだろうか?
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by sasakitosio | 2015-06-25 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback