憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法 戦死者の声代弁

 6月14日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと 集団的自衛権」という欄がある。
今日の発言者は、こまつ座社長・井上麻矢さんだ。
 今日は、この発言者に学ぶことにした。
 まず井上麻矢さんは、「父の井上ひさしから「憲法は戦争で亡くなった人たちが命を懸けて勝ち取った言葉だ」と、幼いころから聞かされてきた。国のために死ぬという戦時の少年たちの価値観。それを将来の夢を語れるようにしてくれたのが憲法だった。「だから年を取れば取るほど憲法が好きになる」と。
 7月6日から東京・新宿でこまつ座が上演する。原爆投下から3年の広島が舞台の「父と暮らせば」は生きていく私たちが人の死から何を学ばねばないらないのか、などがテーマだ。父は、「戦争で亡くなった人は語れないが、代わりに語っているのが憲法だ」と言った。
 憲法を超えるようなものが議論されている今だからこそ、この劇をやり直したい。」と決意を語る。
 つづけて井上麻矢さんは、「集団的自衛権の行使を可能にする安保法案が国会で審議されている。憲法で守られていたことの変更が安倍首相独自の感覚、解釈でどんどん進められている。
 大事な人が理不尽に命を奪われかねない切羽詰った状況になると、国民一人一人の胸にちゃんと響いていない。国民が分からないまま、大事なことがすごいスピードで決められることに、恐怖感を覚える。」と危惧を表明した。
 最後に井上麻矢さんは、「こんな時だから、演劇の力を見直したい。特定秘密保護法が制定され、何が国家の秘密か分らない。上の人の解釈次第で、戯曲が法に触れ、処罰や上演中止になるのかなと思う。だが、演劇にタブーはない。戦いの一つの方法として演劇がある。たとえ、そういう時代になってもやり続けていく。それが力になる。
 首相は、先の戦争で国民が受けた傷や痛みを全部わかっているのか。ぜひ、首相に私たちの舞台を見に来てほしい。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 井上ひさし語録、「①憲法は戦争で亡くなった人たちが命を懸けて勝ち取った言葉だ。②戦争で亡くなった人は語れないが、代わりに語っているのが憲法」、は理解出来た。
 そして、無条件降伏という敗戦がなければ、それに至る日本国民の命や夢や財産の多大の犠牲がなければ、生まれなかったのが日本国憲法のような気がしている。
 「演劇にタブーはない。戦の一つの方法として演劇がある」との筆者の言葉は、心強く響く。
 そして、演劇を通して、主権者国民の一人一人が、生活のあらゆる場で、憲法に生かされていることが自覚できれば、護憲の戦いの勝利は揺るがないと思った。
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by sasakitosio | 2015-06-21 10:25 | 東京新聞を読んで | Trackback