憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

否定される議会主義

 6月16日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がる。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「最近、国会正門前に立つことが多い。ここに集まってきた人たちと抗議の声を上げる。目の前にある「議会政治の殿堂」がいまほど空虚に見えることはなかった。
 巨大な建物の一室で、野党の質問を受ける首相や大臣は、自席の横に小走りに走ってきては耳打ちする秘書官たちに支えられながら、はぐらかし、あざ笑い、ときどきやじっては「多数は正義」を満喫している。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ドイツのワイマール憲法があっても、「(ナチス憲法に)いつのまにか変わっていた。誰も気が付かない間に変わった。あの手口に学んだらどうか」と軽くいった麻生太郎副総裁や「政府が判断する」が口癖の安倍晋三首相の横暴は「多数は正義」の余裕からだ。
 国会内では多数でも世論の過半は支持していない。平和主義、国民主権、基本的人権が、日本国憲法の最大要素である。戦争はしない。少数者を尊重する。言論、表現を守る。戦後はこの拡大を目指した歴史だったはずが、自衛隊の海外派兵、原発再稼働、沖縄新基地建設強行、派遣労働の拡大をみれば、すべての否定が始まったと思う。」と指摘した。
 最後に筆者は、「36年前、銃弾工場を取材した。試射場でライフルの弾丸を掌に載せてもらった。先端が鋭く磨きすまされた重い弾がギラッと光って、私は射抜かれたように感じた。これから海外で誰にむけて発射されるのか。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 安倍総理を始め政府与党は、筆者によれば「多数は正義」と思っているらしい。
が、多数は正義でも真実でもない、と思う。。
まして、それが永続している、永続すると思うことも間違いだ、と思う。
 しかも現在の多数は、絶対多数=全国民の過半数ではないわけだし。
 たまたま相対的多数を得たからといって、それですべて白紙委任を得たなどという感覚は、勘違い以外の何ものでもないのではないか?
社会情勢も民意も変遷する、選挙の時の「民意」と、法律や予算を具体的に決めるときの「民意」を限りなく近づける「真摯な努力」が、いまどきの為政者に必要な気がするが?
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by sasakitosio | 2015-06-20 20:29 | 東京新聞を読んで | Trackback