沖縄人の国際連帯
2015年 06月 14日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「翁長雄志沖縄県知事の訪米は、着実な成果をあげた。翁長氏は先月27日(現地時間)、米ハワイ州で同州選出の上下院議員と会談した。
ヒロノ上院議員は「日本政府の対応に問題があるようだ。もっと(沖縄の)話を聞くべきだ」と、新基地建設に阻止を掲げる県の立場に理解を示し、ガバット下院議員は「沖縄のいうことはとても理解できる、米議会でも話していきたい」と語った。」と切り出した。
興味深いのが、同29日にあった翁長氏とイゲ・ハワイ州知事の会談だった。ホノルルでの記者会見で翁長氏はこう述べた。<前半は交流の話をし、後半は基地の話をした。
一つ違うのは基地問題は州知事の直接的な権限ではない点。だが、同じウチナー(沖縄人)にルーツを持つ者として、沖縄の今の基地問題の現状を理解いただきたいと説明した。先方は日米両政府の問題ではあるが、ワシントンDCで頑張ってください>(同31日「琉球新報」)」と教えてくれる。
最後に筆者は、「重要なのは翁長氏の立場を理解した上で、イゲ氏が「ワシントンDCで頑張ってください」と激励したことだ。イゲ氏はハワイ州の公式ウェブにも「沖縄系米国人の初めての知事」としてのアイデンテティ―を明確に持つ政治家だ。
イゲ氏は沖縄人の民意を代表する翁長氏を最大限に支持し、沖縄人の国際連帯を推進している。」と締めくくった。
読んで勉強になった。
「沖縄県知事が、ハワイ州選出の上下院議員や、ハワイ州知事と会談し、基地問題を話した」とのこと、「イゲ・ハワイ州知事は沖縄系米国人で初めての知事で、沖縄人の民意を代表する翁長氏を最大限に支持し、沖縄人の国際連帯を推進している」とのこと。自公政権・外務省が沖縄・日本人の苦難を見てみぬふりをしている現在、沖縄の知事がアメリカの政府国民に訴えるのは、大いに意味があると思った。しかも、ルーツを同じくする人がアメリカの州知事になっていることは、それだけでも心強く感じた。翁長知事の応援のためにも、辺野古募金にすこしでも協力しなければという気になった。