憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

狼が来た

 6月6日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・楊逸氏だ。 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「お祖父ちゃんと孫の会話」という最近読んだ笑い話がある。
 ある日、祖父が跡継ぎである孫を傍らに呼んで、もし「家畜飼育」の仕事を譲ったら、どう管理するか尋ねた。
 日夜家畜と共に暮らし、その問題をしっかり把握している孫は、「残飯しか与えられないことに不満を持つブタのため、飼料を改善し、家のセキュリテイを担当する犬が悩む犬小屋の水漏れも早急に直し、ロバが暗いと愚痴っている製粉場に窓を造る」と答えた。
 わが家危うし!!
 孫の話を聞いた祖父が喜ばないばかりか、かえってがっかりした顔で嘆いた。
 孫が慌てて、どうすべきか聞く。
 「狼が来るんだと家畜たちに告げるだけでよし」。祖父はそう教えるのだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「かの毛沢東は、国の問題を「人民内部矛盾」と「敵我之間矛盾」の二種類に分けた。「人民」や「敵我」、ちょっと文革の名残のある用語に聞こえるが、分かりやすく言えばつまり、「国内の問題」と「外交問題」の意である。
 国内の問題が増えて、深刻で、解決するに困難であるほど、「外敵」を持ち出すのだ。身内がどんな問題を抱えたとしても、外敵による危機がある限り、とにかく「何もなかった」かのようにして一致団結することができる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「最近の国際情勢を眺めながら、耳に「狼が来た」が響いてくる。」と締めくくった。
 読んで、笑えた。しかし、筆者が読んだ「笑い話」のウイルスが、日本でも流行しているし、世界のあちこちでウイルス増殖の症状が見えるようなのは、笑い話で済まされ「悲劇の未来」が待っているようで怖い。
 
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by sasakitosio | 2015-06-12 06:05 | 東京新聞を読んで | Trackback