憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「開戦論」の流行

 6月9日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「兵は凶器である。戦争は罪悪である。平和と進歩と幸福とを愛する者は、あくまでもこれに反対しなければならぬ」
 いまから百十二年前、1903年6月、日露開戦論にわかに興り「ロシア撃つべし」が高まったとき、幸徳秋水は籍のあった「万朝報」で戦争反対を叫んで、これに水を差した。時の政府には前年、日英同盟条約を調印、一等国になったとの慢心があった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「米国議会に出かけ、日米軍事同盟を「希望の同盟」と見えを張り、問題だらけの「戦争法案」成立を国会開催前に空約束する軽挙妄動。安倍さん、米国と日本のどっちをむいているのか、どっちの首相か。こんな「責任者」では、一旦緩急あったとき、前へつんのめるばかり。国民の大事な命を粗末にされるようで心もとない。
 文筆の最後の牙城だった「万朝報」も、ついに開戦論に傾き、33歳だった幸徳は退社、「平民新聞」を創刊する。
 「世界を挙げて軍備を撤去し、戦争を禁絶せんことを期す」。創刊号をを飾った宣言である。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「「戦争禁絶」。憲法9条そのものだ。安倍さん。世界の歴史に、日本を戦争の危機にさらした愚鈍の総理ではなく「平和的傾向を有し且つ責任ある政府を樹立して、占領軍を直ちに撤収させる」(ポツダム宣言12条から)名臣として名を遺したらどうですか。」と締めくくった。
 読んで、勉強になった。
 幸徳秋水の「戦争は罪悪である」、「世界を挙げて軍備を撤去し、戦争を禁絶せんことを期す」の言葉は、今日ただいまも光り輝く、言葉だと思った。それを、百年以上も前に、日本帝国憲法下で出版した、その勇気に感動を覚えた。
 世界から、戦争を禁絶するために、平和憲法を世界へ拡げ、平和憲法を未来へつなげる、その道を地道でコツコツ行くしかないか?
 また、筆者の「時の政府には前年、日英同盟条約を調印、一等国になったとの慢心があった」と「米国議会に出かけ、日米軍事同盟を「希望の同盟」と見えを張り」は、同じ高揚を為政者の心に生じさせたのではないか?と思った。
 そして、筆者の「平和的傾向を有し且つ責任ある政府を樹立して、占領軍を直ちに撤収させる」(ポツダム宣言12条から)で、ポツダム宣言を読んで学習してみたくなった。
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by sasakitosio | 2015-06-10 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback