憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

危機のコモンズ

 6月4日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「原発事故以前の福島県飯館村は、自ら多くの事業を企画・実行してきた。生産と生活の地域共同体だった。農業資源・自然環境を共同管理し、ブランド牛・新種野菜の開発、農家民宿、若妻の欧州研修旅行など多彩な事業を展開した。共有資源と全員参加の統治を特徴とする現代のコモンズだった。
 利潤追求の市場原理とも、国・県主導の計画ともことなる生業の原理だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「だが、放射能汚染と全村避難で飯館村は引き裂かれる。帰還を諦めて東京電力に謝罪と損害賠償を求める動きがある。 昨年、村民の半数近くの約2千8百人が裁判外紛争解決手続きの申し立てを行った。
 他方、なんとか汚染を乗り越えて村で農業を再開したいとするグループもある。両者とも前途多難だ。
 危機のコモンズを「大規模な産業災害や環境汚染を引き受けざるを得ない立場に置かれた共同体」とすると、半世紀以上の苦難に満ちた水俣病闘争がその範例になる。今回かたくなな政官財の対応も水俣病の際とそっくりだ。
 百年公害・百年闘争の覚悟が必要になる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「生業(沿岸漁業)を基に、中国電力の原発計画に長年抵抗を続けてきた山口県祝島の人々も高齢化を避けられない。飯館村や祝島は、国と企業の権益複合体が地域の人々に押し付ける不条理と困難を最先端で引き受けている。」と締めくくった。
読んで、勉強になった。
 原発事故以前の福島権飯館村は「共有資源と全員参加の統治を特徴とする現代のコモンズたった」とのこと。
そして、 原発以後は「「危機のコモンズ」で、今回のかたくなな政官財の対応も水俣病の際とそっくりで、百年公害・百年戦争の覚悟が必要になる。」とのこと。
 さらに、「飯館村も祝島は、国と企業の権益複合体が地域の人々に押し付ける不条理と困難を最先端で引き受けている」と教えてくれる。
 この不条理をなくすのにはどうしたらいいのだろうか?  
 地道にコツコツ、足元から、平和憲法コモンズ、を目指すしかないか?
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by sasakitosio | 2015-06-09 06:27 | 東京新聞を読んで | Trackback