憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

六つの事態

 6月3日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「日本語で「事態」を含む熟語と言えば、緊急事態、非常事態、異常事態くらいである。
 ところが今国会で政府与党が成立を目指す安保法制関連法案は「事態」の大安売り。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「①武力攻撃発生事態とは、「おいおい本当に攻撃されちゃったぜ」状態。従来の政府見解で武力行使(反撃)が許されるのは、このように「実際に攻撃された」時だけだった。それが専守防衛の意味である。
 その伝でいくと、
 ②武力攻撃切迫事態は「どう考えても攻撃されるにちがいないぞ」状態。
 ③武力攻撃予測事態は「場合によっては攻撃されるかもしれないな」状態か。
 以上は、個別的自衛権(自分ちの安全)にかかわる「事態」だが、集団的自衛権(よそんちの安全)に関する「事態」はさらにややこしい。
 ④重要影響事態は「もしかしたら、わが家もヤバいことになるんじゃないか」状態、
 ⑤存立危機事態は「このままだとわが家は絶対やられてしまうぞ」状態、
 ⑥国際平和共同対処事態は「うちは安全だけど、まぁ付き合いもあるし」状態?
 ④と⑤の差は誰も(答弁に立った大臣も)わからないのに、④⑥なら戦闘のお手伝い(多国籍軍の後方支援)ができ、⑤なら武器を持って戦闘に参加できる(集団的自衛権の行使)。
 ①以外は攻撃されていない状態なのだ。それでも戦争に近づきたがる。
 その方が異常事態だよ。」と締めくくった。
 筆者の解説を読んで、分かった感じはしたが、実際のところ「いつでも、どこでも、始まったら切れ目なく、延々と戦争」が続くような気がする。それが、政府、自民公明、日米の兵器産業、等、日本の指導者の隠された「狙い」かもしれないが?
 今ここで、主権者が「平和憲法の恵み」を忘れ、無関心でいると、「平和憲法」から見放され、今の普通の暮らしがピンチに立つかもしれない?
 これは自然災害ではない、予知も、予見も、予測も、普通の日本人なら誰でもできると思うのだが?
 まさに、今日の日本に、人災が起きようとしている気がしている。
 
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by sasakitosio | 2015-06-06 06:41 | 東京新聞を読んで | Trackback