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by sasakitosio

火山と共に生きるには  口永良部島噴火

 5月30日付東京新聞社説に、「火山と共に生きるには」の見出しで、口永良部島噴火のことが載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「鹿児島県・口永良部島の新岳が29日午前、噴火した。御嶽山(長野、岐阜県)や箱根山(神奈川県)など、日本列島では火山活動が活発化している。南の島から学ぶべきことは多い。
 口永良部島で29日、爆発的な噴火が起き、火砕流も発生した。噴煙は9千メートルまで上がり、航空機への影響が心配されるほどだ。地下のマグマが噴出したマグマ噴火の可能性が高い。長期化し、規模が拡大する恐れがある。
 同島は水深600メートルほどの海底からそそり立つ火山の、5合目から上が海面に出ているような島だ。「全島避難」も仕方がない。
 早くから気象庁や京大などが観測を続け、噴火警戒レベルは3(入山規制)だった。4(避難準備)への引き上げも検討されていたという。火山の動きをかなり正確につかんでいたと言える。
 噴火後、住民は迅速に非難している。午後には全島民がフェリーで島を離れた。けがをした人はいるが、犠牲者を出さずにすんだ。しっかりした避難場所があったことなどが役立ったのだろう。」と切り出した。
 つづけて社説は、「新岳の噴火の歴史をみると、1931年なら35年、66年から80年に活動が活発だった。火山は災害だけでなく、温泉などの恵みもある。繰り返し起こる噴火を上回る魅力が島にはあるようだ。国や自治体は、避難した住民が安全に帰還できる日まで、十分な対応をしてほしい。
 御嶽山が昨年秋、水蒸気爆発してから噴火のニュ―スがおおくなった。東日本大震災後、火山活動が活発化したと警告する専門家もいる。噴火予知は、御嶽山のような水上気爆発は難しいが、今回のようなマグマが関与する噴火ではかなり信頼できる。
 噴火から学ぶことは多い。
 ①火山情報に敏感になる
 ②安全な避難場所や避難経路を知る
 ③非常用の持ち出し袋などを用意する
 ④緊急時、家族や職場などとの連絡方法を確認するーーなどだ。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「一方、観測を強化しても、事前予知や規模の把握は難しいことをあらためて知った。同じ鹿児島県で、九州電力の川内原発の再稼働が近い。原子力規制委員会で再稼働が認められたのは、九州電力が大規模噴火を何年も前に察知できると主張したからだった。
 自然の力の前では、人間はもっと謙虚でなければならない。これは川内原発から150キロ離れた火山から学ぶべきことだ。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。①から④までの噴火から学ぶべきことは、地震の時でも有効な気がする。
 「観測を強化しても、事前予知や規模の把握は難しい」とのことであるが、これに原発が関わったら、まさに手の施しようがないような気がするが。それは原発の稼働の有無にかかわらず「原発の存在」そのものが、地震や噴火によって「危険装置・災害装置」に豹変することが怖い気がした。
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by sasakitosio | 2015-06-04 06:07 | 東京新聞を読んで | Trackback