憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

専守防衛の逸脱

 6月2日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者はルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「テレビの国会中継を毎日眺めている。平和安全法制特別委員会。「平和安全」というが、実際は「戦争危険」の不安が強い。だから目を離せない。
 「私が責任者」を豪語する首相に冷静さはない。質問者をあざ笑いぶつぶつ言い、「早く質問しろ」と野次り、防衛大臣にあてられている質問を「ハイハイ」と前に出て自分で引き取る前のめり。この軽挙妄動が怖い。」と切りだした。
つづけて筆者は、「米国の議会で語った「希望の軍事同盟」、集団的自衛権行使の法整備を夏までに決着とつける、と日本の国会を無視したスタンドプレーが、空手形になるのを恐れている。
 積極平和主義と言って「平和」を装っていても、集団的自衛権行使は武力行使を解禁することである。
 「日本と密接な関係にある他国が武力攻撃され、わが国の存立が脅かされる事態」で派兵するのも専守防衛。実は「他守防衛」。戦争を平和と言い換える歪曲手法。
 日本が攻撃されなくても、他国の領海、領空、領土まで踏み込むことまで「例外的な」専守防衛といいくるめようとする歯止めなき拡大解釈。それを既成事実にして、憲法改定を実質化する狙いのようだ。」と指摘した。
 最後に筆者は。「戦争仲間になって褒められるより、もう殺したり殺されたりする野蛮には手を貸さない。暴力の連鎖から脱却しよう。毅然として忠告するほうが極東の島国にはよく似合う。それが平和の精神だ。」と締めくくった。
 読んでためになった。
 筆者は、首相の「軽挙妄動」が怖い、と言う。また筆者は、首相が「日本の国会を無視したスタンドプレーが、空手形になるのを恐れている」と指摘した。ともに理解でき納得した。
 なた筆者の「戦争仲間になって褒められるよりも、もう殺したり殺されたりする野蛮には手を貸さない。暴力の連鎖から脱却しよう」との意見は、その通りだと思った。
 ただ、日本の指導者には、アメリカや中国に「毅然として忠告」してほしいが、ないものねだりなのだろうか?
 
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by sasakitosio | 2015-06-04 05:59 | 東京新聞を読んで | Trackback