沖縄と日本の未来
2015年 05月 25日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「「われわれは屈しない」と沖縄が叫ぶとき、私は身が縮まる思いにさせられる。
沖縄の「われわれ」を圧迫しているのは、米軍と一体化した安倍政権だ。が、その政府を支えているのは、ほかならぬ「本土のわれわれ」だからだ。」と切り出した。
つづけて筆者は、「沖縄の「われわれ」と、本土の「われわれ」は対立分断させられている。戦後の70年間、危険装置は沖縄に預けて、本土は平和を堪能してきた。かろうじて遺されてきた、ジュゴンが訪れるあの晴れやかな辺野古の海をつぶし、静かなサンゴ礁を破壊して、獰猛な米軍基地が建設される、と想像するだけでも、胸塞がれる思いになる。」という。
さらに筆者は、「翁長雄志沖縄知事の主張は」「誇りあるゆたかさ」である。基地経済や原発経済は「屈辱の貧しさ」なのだ。その拒否宣言は、本土の「われわれ」を目覚めさせた。
沖縄の拒否をわらい、抵抗する市民を排除し工事を強行しているのは安倍の悪政だ。
5年前の小著のタイトルを「沖縄・抵抗と希望の島」とした。沖縄戦中戦後にわたる絶望と抵抗が、いま沖縄と日本のあらたな時代をつくる。希望の礎と考えたからだ。」と指摘した。
最後に筆者は、「沖縄は安倍政権と対峙して、一歩も引かない。沖縄の矜持に励まされ、日本も米政府と対峙し、従属から脱却しよう。沖縄を孤立させない。
24日午後2時、国会を沖縄連帯、「人間の鎖」で包囲する。沖縄に連帯の握手を。」と締めくくった。
読んで、「本土のわれわれ」の為すべきことが、少しわかったような気がした。
「 沖縄は安倍政権と対峙して、一歩も引かない。」、こんなことは、なかなかできるものではない。しかし、「一歩も引かない」そのことを、マスコミが日本中に伝え、日本中の普通の人の心を動かす。そうすれば、沖縄は孤立するはずがない。孤立への道を進むのは、安倍政権とアメリカ軍のはずだ。