憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

緊張高まるホルムズ海峡

 5月10日付東京新聞朝刊の社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。
 筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「集団的自衛権をめぐる議論で、自衛権行使の地域としてよく例にあげられるホルムズ海峡の雲行きが怪しくなってきた。
 ホルムズ海峡付近では、先月24日に米国籍の貨物船がイラン海軍の軍艦4隻に追跡されて一時的に包囲されたり、28日にはマーシャル諸島船籍のコンテナ貨物船がイラン海軍の艦艇の威嚇射撃を受け拿捕されるという出来事が続いた。
 これに先立って、内戦がつづくイエメンの反政府ゲリラ向け支援物資をつんでいるとみられるイラン船団をけん制するため、米原子力空母「セルドア・ルーズベルト」がホルムズ海峡からイエメン沖へ向かい、これがイラン側の反発を招いたものと考えられている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「こうした緊張の高まりに米国防省は、ホルムズ海峡を通過する米国の商船を米国の海軍が護衛することを決め、先月30日から複数の米艦艇や米軍機が同海峡付近に展開していた。
 ホルムズ海峡の東側はイラン、西側はオマーン領で、最も狭いところの幅は33キロしかない。このため両国の領海(沿岸から22.2キロ)が重なり、中央が境界になっているのでこの部分は公海ではない。
 国際海洋法条約は、このような国際海峡では他国の船舶も通過する自由があり、沿岸国はそれを妨害してはならないと規定している。しかしイランは同条約に調印したものの批准していないため、この条約には拘束されないという立場を取っている。
 また、イランが船の航行を妨害するために自国領内に機雷を設置すれば、それらがオマーン領海内にも流れてゆくのは止められないわけで、実質的に海峡を封鎖することになると考えられている」と指摘した。
 さらに筆者は、「事実、三年前欧米諸国がイランに対して経済封鎖を科する動きに出た際、イランのラヒミ第一副首相(当時)は「制裁を科せば、原油は一滴たりともホルムズ海峡を通過させない」と宣言したことがある。
 これに対してオバマ大統領はイランのハメネイ最高指導者に書簡を送り、ホルムズ海峡の封鎖は「レッドライン(超えてはならない一線)である」と強く警告し、この警告は
今日も生きているとされている。
 米国とイランはいま核開発をめぐる交渉を来月末までに、、まとめる努力を続けているが、これに対しイラン国内の急進派が交渉を阻止するため過激な行動に出て、偶発的な衝突が起きるのではないかと米国側は警戒している。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本で消費する石油の80%が通過しているホルムズ海峡の状況が緊迫化すればそれこそ「わが国の存立が脅かされる」事態になりかねない。
 国会での安保法制論議はこれからのようだが、その結論が出るのを待たずして具体的に自衛権行使を迫られることになるかもしれない。」と締めくくった。
 読んで、ホルムズ海峡を取り巻く実情が、今日的に、具体的に少しわかった。ホルムズ海峡波高し、石油資本の損得、この海峡にあり!!の姿が想像できた。
「4月24日、米国籍の貨物船がイラン海軍の軍艦4隻に追跡されて一時的に包囲された」
「4月28日はマーシャル諸島船籍のコンテナ貨物船がイラン海軍の艦艇の威嚇射撃を受け拿捕される」
「米国防省は、ホルムズ海峡を通過する米国の商船を米海軍が護衛することを決め、先月30日から複数の米軍機が同海峡付近にてんかい、監視していた」
 「ホルムズ海峡の東側はイラン、西側はオマーン領で、幅は33キロしかない。このため両国の領海(沿岸から約22.2キロ)が重なり、中央が境界になっているのでこの部分は公海ではない。」
 「イランは国際海洋法条約に調印したものの批准していないため、この条約に拘束されないという立場を取っている」
 「3年前に、オバマ大統領はイランのハメネイ最高指導者に書簡を送り、ホルムズ海峡の閉鎖は「レッドライン(超えてはならない一線)である」と強く警告し、この警告は今日も生きているとされている。」
 「日本で消費する石油の80%がホルムズ海峡を、通過している」等のことを、知った。
 筆者のニュースソースが、明らかにされていないので、その影響度、方向性がよく見えないが、「不測の事態、想定外の事態」と隣り合わせていて、そのカギはアメリカが握っているような気がした。
 そして、ホルムズ海峡の現況に対する日本に必要な備えは、自衛隊を派遣する準備ではなく、石油に頼らない「エネルギー開発」に国を挙げ、国民を挙げ、猛進することではないか、と思った。
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/21779444
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-05-11 06:53 | 東京新聞を読んで | Trackback