憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

無責任核サイクル

 4月28日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「これまでも、裁判所への幻滅は少なくなかったが、22日、川内原発再稼働差止め請求却下を下した、鹿児島地裁の199ページにもおよぶ決定書は、九州電力の主張をなぞっただけのもので、一読して唖然、だった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「たとえば福島事故を踏まえた「重大事故が発生し得ることを前提とする安全対策」の見直しによって、「重要な施設・設備に問題を生じた場合でも、放射性物質の外部環境への大規模な放出を相当程度防ぐことができるようになった」と書かれている。
 原発事故では事故を想定した「多重防護」の理論など机上の空論で、あっさり吹き飛ばされた事実こそ、福島の教訓だったはずだ。前田郁勝裁判長のこの根拠のない楽観主義は無責任だ。」と指摘した。
 さらに筆者は、「その8日前の福井地裁・樋口英明裁判長の決定書は僅々46ページだが、「深刻な災害を引き起こす恐れが万一にもないといえるような厳格な内容」が再稼働の基準だとして、原子力規制委員会の「新規制基準は緩やかすぎり」と断じる。主張は明快である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「田中俊一委員長の「基準の適合性は見るが、安全ということは申し上げない」との発言も無責任にすぎる。それでも彼は「審査を粛々と進める」としている。つまり「国策民営」、親方日の丸。再稼働のスイッチを押す九電に、事故の責任を取る気があるのか、聞いてみたい。」と締めくくった。
 読んで共鳴した。
 「前田郁勝裁判長のこの根拠の無い楽観主義は無責任だ」、
 「田中俊一委員長の「基準の適合性は見るが、安全ということは申し上げない」との発言も無責任にすぎる。」、
 「再稼働のスイッチを押す九電に、事故の責任を取る気があるのか、聞いてきたい。」、との指摘は実に明快だ。
 九電には、「広範に及ぶ事故の被害の責任を、取り切れる思っているのか11???」と聞きたいところだ。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/21750380
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-04-30 14:13 | 東京新聞を読んで | Trackback