憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

公定国語辞典

 4月19日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安倍政権は美しい国を作るために、康煕字典に匹敵する大国語辞典を新たに編纂し始めた。それによると、平和は「①秩序が保たれている様。②あらゆる犠牲を払って秩序を脅かす敵を殲滅した状態」を意味するのだそうだ。さらに、「誰が平和の敵であるかについては、自由の項を参照」と注記してある。
 自由の項を見る、「①人々が勝手に、他人を道具扱いしてでも、自分の望む物事、とりわけ富を追求できる状態。②国民が政府から言われなくても、自ら政府の望むことを察し、自らの意思としてそのように行動すること」とある。
 二つの項目を組み合わせると、誰が敵か、政府が示さなくても、国民は敵を見つけ、敵を殲滅すべく、自発的に犠牲になることが、自由による平和の達成ということになる。辞書完成の暁には、憲法21条を改正し、出版の自由に関し、国語辞典はその限りにあらずという条文を追加するとテレビのニュースは伝えた。
 ジョージ・オーエルが今の日本を見て「2015年」という小説を書くなら、こんな筋立てになるだろう。」という。
 つづけて、筆者は、「他国の戦争を手伝うための自衛隊を派遣するための根拠法を「国際平和支援法」と名付けるのは、この公定国語辞典を先取りする作業である。
 こんな悪夢を避けるために、言葉をわれわれの手に取り戻す戦いを始めるときである。」と、締めくくった。
 少し難解な物語を読んだ感じだ。なにせ、国語辞典とジョージ・オーエルと安倍政権の三つの要素が微妙に関係しているから。
ただ、他国の戦争を手伝うために自衛隊を海外へ派遣するための根拠法を「国際支援法」と名付けられた分けを理解するには、大いに助かる「国語の知識」を与えてもらったような気がする。
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by sasakitosio | 2015-04-26 12:30 | 東京新聞を読んで | Trackback