憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

琉球ナショナリズム

 4月16日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者、「今月初めの翁長雄志沖縄県知事の発言は衝撃的だった。菅義偉官房長官との会見で辺野古への基地移設を強行する安倍政権を批判したのだが、犠牲を強いられてきた沖縄の歴史的経験に無頓着な日本人への痛烈な一撃でもあった。
 約20万人もの人が斃れた沖縄戦、先祖伝来の土地の強制収容、過酷な米軍統治、だまし討ちの沖縄返還(核持ち込みの密約)等の経験が凝縮されて、独りよがりの疑似ナショナリズムの批判ともなっている。
 基地移設は絶対に不可能だという趣旨の発言から断固たる政治的意思をくみ取るべきだ。」ときりだした。
 つづけて筆者は、「翁長発言の真意はどうあれ、かって居酒屋談義と揶揄された沖縄独立論が現実味を帯びてきたという。松島泰勝氏の「琉球独立論」は、沖縄と日本の現実――沖縄の植民地化、米国との軍事同盟、抑止力による安全保障――に対して、琉球の政治的・経済的独立、非武装中立、国際関係の網の目による安全保障をそれぞれ対置する。30年以上も昔の川満信一氏の「琉球共和社会憲法C私(試)案」は、国家や覇権や軍事的暴力を突き抜けたユートピアから逆に現実を照らし出す。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「日本は帰るべき祖国ではなかったという沖縄の人びとの痛切な思いにどうこたえるべきか。琉球ナショナリズムにはわれわれ日本人の顔が映し出されている。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。松島泰勝氏の「琉球独立論」、川満信一氏の「琉球共和国社会憲法C私(試)案」の存在を初めて知った。少数民族の独立問題は、大国の問題かと思ったら、日本でも起こるかもしてないと思った。ただそれには、沖縄からアメリカ軍の撤退を日本の努力と責任で実現しなければならないと思うが?
 
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by sasakitosio | 2015-04-19 09:42 | 東京新聞を読んで | Trackback