憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

二つの再稼働

 3月31日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「放射性セシウムなどがじわじわ海に向かって漏れ続けている。福島原発事故から4年がたったが、やむ気配はない。放射性汚染水の徐卿装置に、7百億円もの国費が投入されたが効果はでていない。肝心のメルトダウンした核燃料棒さえ、どこにあるのか分からない。
 フクシマの子どもたち百人以上に、甲状腺がんや、その疑いの例が発見された。原発内では、収束作業に、一日六千人もの労働者が従事し、周辺の地域ではそれに匹敵する労働者が、これまた見通しのない除染作業を行っている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「故郷を、家庭を、仕事を奪われた人たちが、まだ12万人もいる。絶望のまま世を去る年寄りが後をたたない。それでも、電力会社は平然と再稼働の準備を進め、政府は原発推進を叫ぶ。
 老朽化した五基は廃炉にして、他を再稼働させる作戦である。費用は電気代に上乗せして、消費者に負担させるつもりのようだ。事故による、どんな悲惨も、あたかも局地戦の犠牲者としてしか数えられていない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「誰も責任をとらず、被害を軽微にしか発表しないのは、先の戦争と同じだ。安倍政権は沖縄にすべての犠牲を押し付け、自衛隊派兵の準備を整えている。原発と戦争。
 いのちを危険にさらすこのふたつの愚かな再稼働を、人間としての誇りと努力で食い止めたい。それが与えられた役割だと思う。」と、締めくくった。
「 二つの再稼働を、人間としての誇りと努力で食い止めたい」との決意は素晴らしい。その上で、筆者の決意や感性を確実に日本中に広める「手立て」と、広まったという「実感」は、どうしたら得られるのだろうか?しかも、自由と民主主義の手法で?
 残念ながら、いま思いつくのは、危機感を共有する「国民の一人一人」が、持てる力を精一杯使って、護憲・反戦・平和、脱原発、特定秘密保護法廃止、完全雇用・同一労働同一賃金の実現、等の同志をふやし、それを来年の参議院選挙に反映する、ことぐらいだ。
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by sasakitosio | 2015-04-03 06:17 | 東京新聞を読んで | Trackback