憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

武力で平和は守れない  古今亭菊千代さん

 3月29日付東京新聞朝刊に、「秘密保護法 言わねばならないこと 集団的自衛権」という欄がある。発言者は、落語家・古今亭菊千代氏だ。今日はこの欄に学ぶことにした。
 まず菊千代さんは、「昔は憲法について考えることはなかった。2000年から国際交流のNGO[ピースボート]の船で世界各地に行くようになり、九条のすごさ、こんなに世界の人から認めてもらっている憲法を日本は持っている。空気みたいに守られていると知った。
 中でも前文と九条は、日本が戦争中にしてきた間違ったこと、嫌な目に遭わせた人へのおわびと、二度とそういうことはしませんという誓いだったと思う。」と切り出した。
 つづけて菊千代さんは、「いまでは日本人がいろんな国へ行っても、日本はちゃんとした国だと、みんなわかっていて守られている。
 にもかかわらず、集団的自衛権の行使を認めるといって、逆に海外の日本人をどんどん危なくしている。
 すべて安倍(晋三首相)さんのせいだけとは言わないけれど、政府がこの方針を決めた。
 なんでこんなに平気でかわれるのか。絶対おかしい。海外の若い人たちは今の日本を見るわけだから、そういう国なんだと思うかも知れない。年を取った人たちは、また日本が元に戻ってたと見るかもしれない。
 私は抑止力という言葉も嫌い。
 抑止力には、相手側はもう一つ大きな抑止力を持ってくる。そのまた大きな抑止力ということに繋がり、結局、地球全部がだめになってしまう。
 武力で平和は守れないと思う。」と発言する。
 最後に菊千代さんは「九条のおかげで平和に生きてこられた。その有り難さを今一度、みんなで考えましょうと言いたい。いつの間にか自分の息子が自衛隊で海外に行って戦争に加わったり、傷ついたり、そんな目にあったお母さんが、寄席に来て落語を聞いて笑えるわけがない。戦争になったら笑えない。笑える幸せは平和憲法九条のおかげだということを分かってもらいたい。」と締めくくった。
 落語家らしくわかりやすく、共感できた。
 特に、「なんでこんなに平気で変われるのか。絶対おかしい。」、「私は抑止力という言葉も、嫌い。抑止力には、相手側はもうひとつ大きな抑止力を持ってくる。そのまた大きな抑止力ということつながり、結局、地球全部がだめになってしまう。」のくだりは、共感できた。
 戦争は、国家間の争いで、指導者間の争いで、それを現実に実行するのは「国民」だ。その点で、抑止力を高めるのであれば、国民同士の交流を深め、相手の国民が「加害の意思」がないことを、相互の国民が得心できる「策」を立てることではないか?
 そうすれば、戦争好きな指導者による「命と財産」の「振り込め詐欺」の被害に、相互の国民が合わずに済むのではないでしょうか?
 また、外国人の観光客の増加、オリンピックによる外国人の訪日の増加等の機会を、ビジネスと当時に「日本の文化」と「日本の自然と」と「平和憲法」を広く知ってもらい、帰国後に宣伝してもらう「チャンス」にできないものだろうか?
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by sasakitosio | 2015-03-31 06:31 | 東京新聞を読んで | Trackback