憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「ずるずる体質」危惧

 3月22日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 いわねばならないこと  集団的自衛権」という欄がある。今日の発言者は、映画監督・高畑勲氏だ。今日はこの記事を学習することにした。
 まず高畑氏は「小学4年のときに戦争が終わり、戦争への反省や今の憲法がどんなに大切かを考えながら生きてきた。そういう意味で戦後民主主義の子の一人。戦後70年になり、それが危うくなってきていると感じる。
 僕が監督した「火垂るの墓」は反戦映画といわれているが、必ずしも反戦とは言えないと思う。戦争末期に日本中の都市が米軍の空襲に遭い、僕も焼け出された。その体験は伝えないといけないが、そればかりだと戦争体験の伝え方としては偏っている。加害体験が抜け落ちているから。戦争を理解するには、日本人の集団心理を含めて歴史を学ばなくてはいけない。」と指摘した。
 つづけて高畑氏は、「日本人には「ずるずる体質」と呼びたくなるような気質があると思う。場の空気や相手の気持ちを読むのは得意だが、体制に順応しやすく、深みにはまった時に反対できなくなる。あの戦争の時もそうだった。
 特定秘密保護法も普通の人には関係ないようだけど、深みにはまるとどこに向かうかは分からない。そうなると大衆である我々が反対する力を持てなくなってしまう。いまもずるずる体質は変わっていないと思う。」とも指摘した。
 最後に高畑氏、「そういうずるずる体質の歯止めとして憲法9条があるのではないか。9条はある意味で国家を存立しにくくするものだが、日本はその枠の中で苦しみながらやってきた。改憲してすっきりさせた途端、その苦しみはなくなり、またずるずると行ってしまうのではないかと危惧している。
 数は少ないかもしれないけど、若い人の中で特定秘密法や集団的自衛権の行使、改憲に反対の声を上げる人たちが出てきている。こうしたことは非常にうれしいし、応援したい気持ちだ。」と締めくくった。
 筆者の指摘する「ずるずる体質」は、確かに自分にあると思うし、世界から戦争がなくならないところを見ると、人類共通の「脱げない皮膚・逃げれない資質」かもしれないと思った。
 このずるずる体質の改善方法を発見した人は、人類を戦争にによる滅亡から救う道の発見ということで、将来メシアを呼ばれれかもしれない、と思った。
 
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by sasakitosio | 2015-03-28 06:37 | 東京新聞を読んで | Trackback