憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

明るい未来

 3月17日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田聡氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「太平洋戦争が始まって間もなく、大政翼賛会は 
「朝日新聞」「毎日新聞(東京日日)」「読売新聞」三大紙を通じて「国民決意の標語」を募集した。その時の入選作が「欲しがりません勝つまでは」だった。
 作者は小学校5年生だったと伝えられている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「73年がたって、その子がどうしているのだろうかと考えたりするのは、福島原発から5キロほど離れた、双葉町商店街入り口を飾っているアーチの標語「原子力明るい未来のエネルギー」をつくったのも、小学6年生だったからだ。明るい未来の作者大沼勇治さん(39)が東京での脱原発集会やデモに参加しているのは、原発事故後、誤った教育を受けたとの思いが強まったからだ。町の方針が宿題にされ、原発推進の標語をつくらされた。
 双葉町は今日17日の町議会で、この標語を大書したアーチを取り壊すことを決定する。大沼さんは町長や町議会議長に保存を訴えている。
 「いまは負の財産ですが、時間がたつと歴史的遺産になります」」と教えてくれる。
最後に筆者は、「大沼さんは標語を作ったものの責任として、それを残す署名運動をはじめるという。
 「働けば自由になれる」。アウシュビッツの入り口に掲げられている。標語はここを訪れた人たちに、ふたたび過ちは繰り返さない、との誓いを新たにさせている。歴史を抹殺するな。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「欲しがりません勝つまでは」の標語の作者は小学5年生、
 「原子力明るい未来のエネルギー」の作者も小学校6年生、子供のまっすぐな気持ちが込められているから、多くの人の心に伝わった「言葉」であった。それが、結果的にか、意図的にか、為政者の「国民をだます」道具に使われたと思うと、作者ならずとも悔しい。
 「働けば自由になれる」との標語がアウシュビッツの入り口に掲げられているとのこと。
 標語にある真実の言葉が、真逆の結果を知る「人間」に、深い思いを抱かせるのは間違いないと思った。歴史を抹殺したがるのは、加害者の側が、被害者からの怨嗟の念への恐怖の表れではないか?
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by sasakitosio | 2015-03-24 10:35 | 東京新聞を読んで | Trackback