憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

モノ扱い

 3月10日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者はルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「厚生労働省の課長が「派遣労働者はモノ扱いだった」と発言したという。それを聞いた塩崎恭久厚労相が、衆議院予算委員会で「上司としておわび申し上げる」と陳謝した。しかし、なぜ謝ったのか、わたしにはサッパリ理解できない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「課長は「厳重注意」となったそうだが、「派遣労働者はモノ扱いだった」のは事実でしょう。派遣労働者の賃金は人件費に計上されない「物品費」扱いだったのは公然たる秘密である。
 本当のことを言うと処分されるほどに、官庁ではすでに言論の自由がない。課長の真意は、これまで契約期間がきたら使い捨てというモノ扱いだったが、派遣法改正で「ようやく人間扱いにする法律になってきた」という業界へのおべっかだが、それはウソだ。いままでは3年たったら本採用の道があったが、これからは3年で総入れ替え、という過酷な仕打ちが許される。それを「人間扱い」と言いくるめるのは、露骨な官僚用語だ。」と指摘した。
 最後に「人材派遣会社の竹中平蔵会長は、安倍内閣を支える産業競争力会議の中心人物だが、雇用規制緩和の「主導権は経済界だ」と経営者に責任を押し付けている。
 派遣法改悪、残業代ゼロ法案、解雇の金銭解決など、戦後かち得た労働者の権利をすべて「岩盤」として破壊するのは、民主主義の基盤への攻撃である。経営者には良識はないのか。」として締めくくった。
 読んで、「派遣労働者の賃金は人件費に計上されない「物品費」扱いだった」ことを初めて知り、その無神経さ、人権感覚に驚いた。
 「「派遣法改悪、残業代ゼロ法案、解雇の金銭解決」などを破壊する」政府・与党・経済界の指導者は、「格差拡大に手をこまねいている」労働界の指導者は、労働者間の格差拡大の及ぼす将来的・国家的影響を軽く見ているような気がしてならない。
 
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by sasakitosio | 2015-03-12 06:44 | 東京新聞を読んで | Trackback