憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

権力批判という仕事

 3月1日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「このところの安倍政権の粗雑さ、傲慢さは前代未聞である。昔の自民党の指導者が持っていた、権力を担うことへの畏れや、国民を代表することに伴う緊張感は、等に消滅した。安倍晋三首相の日教組をめぐるヤジは、もはやこの人が首相どころか、国会議員の器でもないことを物語る。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「9年前に民主党の若手議員が、IT企業元社長が、自民党幹事長(当時)の次男に、資金を提供するよう指示していたと国会で追及し、それが虚偽と判明して議員辞職に追い込まれた。安倍首相がしたのは、それと同じことである。他党に向かってありもしない違法献金を追及したのである。
 先日,一線のジャーナリストを招いた勉強会で、メディアには民主党のうそを糾弾し、自民党のうそは放任するという二重基準があるのではないかと尋ねてみた。
 すると、ある記者が、意図して基準を使い分けているのではないとした上で、選挙で圧勝し高い支持率を続ける政権を批判する場合、メディアも身構えることは不可避であり、自民党批判を控えているように見えるかもしれないといった。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「ならば潮目の変化をいち早く察知して、落ち目に向かい始めた政権には厳しい追及を加えてほしい。
前農相の資金疑惑に加え、文部科学相、環境相と疑惑が続出している。仕事をするなら今でしょう。」と締めくくった。
 読んでためになった。
 「選挙で圧勝し高い支持率を続ける政権を批判する場合、メディアも身構えることは不可避」との記者の発言は、そうだろうなという気がする反面、情けない気もしたし、かわいそうな気もした。ただ、負け犬や、川に落ちた犬ほどたたきやすく、たたかれやすいことは、今も昔もおなじか?メディアへの距離の取り方が、少しわかった気がした。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/21606059
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-03-05 07:09 | 東京新聞を読んで | Trackback