憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

無知のベール

28日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「人質事件に対する一連の対応から浮かび上がるのは、安倍政権が国民の生命より、この機会に国家としての体面を整えることに意欲を持っているということである。生命軽視は、後藤健二氏の遺族に対して、今もって安倍晋三首相から弔意の表明がされていないことからも明らかである。

 そして国家の体面が大好きな政治家が、実際の戦いに置いては全く無能であることも、悲しいくらい明らかになった。」と切り出した。

つづけて筆者は、「首相は中東歴訪の際に行った反テロ演説について、テロリストの心中を忖度すべきでないとして、正当化した。敵を知り、己を知ることは、戦いの基本である。敵を知り、出方を探ることを、敵に同情することとしていては、賢い戦いはできない。

 首相は国会審議の中で、日本人の安全を守るために憲法九条の改正が必要だと、自説を繰り返した。これまた己についての決定的無知から発する主張である。

 自衛隊は紛争地に乗り込んで力ずくで日本人を救出することなどできない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「国際舞台で自己陶酔的な演説をし、自衛隊を正規の軍隊として国際的な共同作戦に従事させる。

 これらは。みな安倍首相の自己満足であり、日本人の安全とは何の関係もない。指導者が無知であることについて我々を無知にさせるために、特定秘密保護法がさっそく効果を表しそうである。」と締めくくった。

 読んで勉強になった。各節、小気味よいほど切れよく、納得させられた。

 特に、「国家の体面が大好きな政治家が、実際の戦いおいては全く無能である」との指摘、「国際舞台で自己陶酔的な演説をし、自衛隊を正規の軍隊として国際的な共同作戦に従事させる。これらはみな安倍首相の自己満足であり」の指摘は、特によく分かった。自衛隊を正規の軍隊にする情熱と税金の100分1でも、非正規労働者が生み出されるシステムの「不条理」を正すことに使ってほしいと思った。自衛他は非正規の軍隊、労働者はすべて正規、これが日本人には似合っているのではないか?


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by sasakitosio | 2015-02-12 06:16 | 東京新聞を読んで | Trackback