憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

中東大乱の未年、ことしは?

 1月4日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「今年いただいた年賀状の多くが羊をデザインしたものだったが、実は未年というと国際的には「大乱の年」というジンクスがある。
 前回2003年にはイラク戦争が起き、多国籍軍によってフセイン政権が倒されたが、その混乱はいまだに収拾されていないばかりか「イスラム国」の台頭を許してしまった。
 その前の未年1991年には湾岸戦争が起こり、石油価格の高騰が日本のバブル景気を崩壊させるということにもなった。
さらにその前の79年にはイランでいわゆるホメイニ革命が起こった。この時も石油価格が高騰し、第二次石油危機を招いた。そして67年には第三次中東戦争が起き、イスラエルが占領してアラブ側との対立を深めていった。
 と、こう見ていくと、中東でそれも石油がらみで大きな紛争が起きていることになる。そこで今年の未年だが、実は石油と中東がらみで大きな紛争の火種になりそうなことがある。
 まず石油だが、昨年半ばまでは1バレル=115ドル(北海ブレント)の最高値をつけたが、その後下落に転じると「あれよあれよ」という間に安値を更新して60ドル台と半値近くになってしまった。
 原油安の原因にはサウジアラビアが米国のシェールオイルつぶしを狙った陰謀という説もあるが、一方には世界的な需要減退もあってまだまださがり「20ドル説」という観測まで出ている。
 この原油安によって、日本等消費国は大助かりだが、生産国は大打撃だ。ロシアのルーブルは半値近くに下がり、ベネズエラはデフォルト(債務不履行)寸前とも言われている。」と教えてくれる。
続けて筆者は、 「一方の中東情勢だが、紛争が続くシリアやイラクでは「イスラム国」の出現で、体制対反体制という対立にイスラム教シーア派とスンニ派の宗教対立がからんで混迷の度を深めている。
 その背後には、シーア派の総本山のイランとスンニ派のサウジアラビアや湾岸諸国が、さらにイランの後ろにはロシアがついているという構図になっている。
 その当事者のほとんどが産油国で、今回の原油安で財政的に打撃を受けている。特にイランは西欧の経済制裁に加えて石油収入の減少でアサド政権やシーア派勢力への支援もままならないのではないかと考えられているし、ロシアの打撃はもっと大きいようだ。 スンニ派のサウジアラビアなどもピンチとまではゆかずとも、ゆとりがなくなっているのは確かだ。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「中東では、行き詰まった局面を暴力的な手段で打開を図ることがある。湾岸戦争は原油安で財政が破たん状態になったイラクがクウエートを侵攻したのが発端だった。
今年も未年のジンクスを証明することになるのだろうか?」、と締めくくった。
 読んで、ジンクスが出来たのももっともと思えた。中東は石油という富の争奪に、部族と宗教と権力等が関係し、平和的解決の道筋が見えてこない。そこに、「イスラム国」という国境の現状を変える勢力が台頭してきた。イスラエルの存在を「イスラム国」が認めないとすれば、まさに「未年の大乱」が、中東で勃発するかもしれない。数年前、エルサレム一人歩きの旅をして、イスラエルは本気で「国を守る戦争」をいつでもやれる、戦時中の国だと思った。
 しかし、戦争や、殺し合いをしないことが、どの国民も幸せな暮らしを送れるとおもうのだが?
 また、中東の地域にこそ、平和憲法と日本の文化を広められないものだろうか?
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by sasakitosio | 2015-01-06 16:11 | 東京新聞を読んで | Trackback