憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

鼻をつまんで投票

12月7日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「小選挙区制が採用されて久しいが、いまだに日本人はこの制度における投票の仕方を身に着けていないようである。

 小選挙区制では、3位以下の候補者の当選可能性は極めて低くなる。だから、どうしても候補者の数が限定される。たくさんの選択肢がある比例代表制とは選ぶ基準も異なるのが当然である。

そもそも、自分の考えと百%一致する政策を掲げる候補者を見つけることは不可能である。小選挙区で選ぶ基準は、ベスト(最善)をさがすことではもちろんないし、ベター(より良い)を見つけることでさえない。悪くないものを見分けること、あるいは最悪で無いものを見極めることである。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「有権者はそれぞれ脱原発など、最も重視する政策争点を持っているであろう。それに照らして、自分が最も起ってほしくないこと回避する。最悪の政策を進めようとする候補者を最も高い確率で落選させることにつながるよう、投票先を決める。これが小選挙区における選択の仕方である。」と指摘した。

 最後に筆者は、「したがって、ひごろ自分が快く思っていない政党の候補でも、最悪の候補の最有力対抗馬であれば、鼻をつまんでそちらに入れるべきである。

 その臭いがたまらないという読者には、私にご一報ください。鼻をつまむための強力な洗濯ばさみを進呈します。」と締めくくった。

 筆者の「悪くないものを見分けること、あるいは最悪でないものを見極めることである」、「最悪の政策を進めようとする候補者を最も高い確率で落選されることにつながるよう、投票先を決める」、との指摘は、現状では納得できた。
 しかし、多様な価値観の存在をゆるし、そのことが社会の繁栄につながるはずなのに、その大枠を決める「代表者」の品ぞろいの悪さは、わざわざ社会の発展を妨げるような「仕組み」ではないか?
 「普通の国民が、誰でも選挙に出て、落選したら、また普通の暮らしに戻れる、そんな選挙制度に変えた」国が、発展し続けるような気がするが?

そしてまた、「日頃自分が快く思っていない政党や候補でも、最悪の候補の最優力対抗馬であれば、鼻をつまんでそちらに入れるべきである。」という筆者のススメを、残念ながら実行できるほど自分は達観できていない。

 


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by sasakitosio | 2014-12-09 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback