憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

映画「日本と原発」

 12月2日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこのコラムに学ぶことにした。

 まず筆者は、「脱原発運動で、河合弘之弁護士はよく知られている。もう一回、事故が起きたら日本はおしまいだ、との危機感から、運動をつづけている同士の一人である。

 ほかの人とのちがいは、思い余って私財を投入、自作、自演、監督のドキュメント映画をつくってしまったことだ。まるでチャップリンだ。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「お付き合いで映画館に足を運んだ。

 全編、これでもか、これでもか、とばかりの原発批判。その情熱に打たれた。といって、けして壁壁するほどの暑苦しくなく、論理的で爽やかなのは、クールな人柄だからである。

ほかのドキュメンタリー映画では絶対にやらないのは、監督みずからが黒板の前に立っての講義である。政府の原発政策の根幹をなす、「核燃料サイクル」の壮大な虚構が批判され、あるいは原発が止まって石油を輸入、財政が厳しいなどのうそが、コテンパーン。

 原発の歴史から現況まで、縦糸、横糸、縦横無尽。原発のアルファからオメガまで。原発を学んだ人は頭の整理、学んでない人は映像で学習できる。裁判闘争で鍛えた論点整理、訴えの強調。見終わって、やはり原発は嫌だ頑張ろう、との思いを固めている。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「小説やルポルタージュや詩歌で、あるいはラジオやテレビやインターネットで、原発マネーに負けない、反原発文化が、日本文化を豊かにしてくれる。」と締めくくった。

 読んで、知らなかった「スゴイ人」がいたことに驚いた。関心もした。元気が出たし、自分の非力を今更ながら知った。

 筆者の「小説やルポルタージュや詩歌、あるいはラジオやインターネットで、原発マネーに負けない、反原発文化が日本文化を豊かにしてくれる」との指摘のとおり、反原発や特定秘密保護法廃止、集団的自衛権行使容認の反対は、政治運動から、文化運動・演芸活動にまで広がってはじめて、国民・有権者の心に染み渡るのかもしれないと、思った。


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by sasakitosio | 2014-12-06 19:56 | 東京新聞を読んで | Trackback