憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カネの腐食作用

 12月4日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授。竹田茂夫氏だ。 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「日本の大企業を束ねる経団連が政治献金を再開する。民主政治のコスト負担と企業の社会貢献が目的だというが、本音は解雇の金銭解決、残業代ゼロ、派遣法改正等で安倍政権を支援することにある。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「企業は個人に還元できない「社会的実在」であり、大企業は政治的にも社会的にも影響力が大きい。だが、これから企業は自然的個人と同じ政治的権利を持つべきだということにはならない。 

 企業やスーパーリッチな個人に無制限の政治献金を認めるとどうなるのか。4年前に米国連邦最高裁の超保守派判事らはリベラル派を5対4で押し切って、政治資金団体への無制限の企業寄付を認める判断を下した。

 かれらの論拠は企業にも言論の自由があるというものだが、法理上でも実際のカネの腐食作用の面からも批判されてきた。

 さらに今年、富裕な個人の政治献金を総枠で無制限に認める判決も下した。結果は反対派追い落としのどぎついテレビ広告の氾濫だ。カネとイメージによる世論操作は、熟議民主主義の理想、つまり卓越した議論の説得力による公共的意思決定の対極にある。」と指摘した。

 最後に筆者は、「カネは民主主義を腐敗させる。10年間の取材に基づいた「原発利権を追う」はいかに電力会社と原子力ムラが日本の政治風土を腐られてきたか、多くの実例を挙げている。」と締めくくった。

 カネは民主主義を腐敗させる。その根拠は「電力会社と原子力ムラが日本の政治風土を腐らせきた」、「アメリカでの反対派追い落としのどぎついテレビ広告この氾濫だ」と、筆者は教えてくれた。

 また、「カネとイメージによる世論操作は、熟議民主主義の理想、つまり卓越した議論の説得力による公共的意思決定の対極にある」との指摘は、その通りだと思った。

 原発利権により、電気料金から制度的サギ的にかすめ取られた「カネ」が、自民党と言う「組織」や議員と言う「個人」を通して使われる時は、国民にとって「仕組み」が見えなくなっている。マネーロンダリングではないのか?

 悲しいことに、その「カネ」が、「イメージによる世論操作」に使われ、選挙で効果を発揮しているのが現実だ。

 経団連なども、政治献金に使う「余分な金」があるならば、国や自治体に寄付をして、「福祉や教育」に使われた方が、「カネ」が生きると思うのだが?


[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/21367205
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2014-12-06 06:51 | 東京新聞を読んで | Trackback