憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法粗末にしないで

11月20日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと 集団的自衛権」という欄がある。

 筆者・発言者は、茨城県東海村前村長・村上達也氏だ。

 今日はこに記事に学ぶことにした。

 まず筆者は、「村長に就任して2年後、地元で犠牲者二人を出すジェー・シー・オー臨界事故が起きた。「事故は起きない」と日本の技術力を過信し、原発の推進と規制の組織分離もせずにいたことに気付き「何とうぬぼれた国なのか」と思った。そのまま11年半、過信が放置されて起きたのが福島原発事故だ。

 福島では、いまだに賠償が完結せず、帰還もできない地域がある。原発事故の被害は国家でも救済できない。原発に見切りをつけ、失業者や自治体の財政混乱に対応する撤退戦略を考えるべき時だと思う。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「しかし、安倍政権は原発再稼働を進める。彼らは原発が国を強くすると考えている。国家のためなら国民が犠牲になっても仕方ないという発想なのだ。

 7月に集団的自衛権の行使容認が閣議決定され、来月10日には特定秘密保護法が施行される。これらを見ていると、彼らの最終的な目標は改憲して、軍隊を持つことだと思う。

 集団的自衛権によって自衛隊が海外へ行き、戦闘に巻き込まれ、犠牲を出す。情報漏えいに重罰を科す秘密保護法があれば、誰もが口が重くなり情報は管理され、戦闘と犠牲は「国際貢献」などと美談にされる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「二度の大戦を経験した世界の反省が生かされた憲法を粗末にしてはならない。米国がもたらしたかもしれないが、当時の日本人、特に兵隊に行った人は涙を流して受け入れた。国民も憲法の精神を理解すべきだ。憲法に「憲法が国民に保障する自由および権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と書いてある。」と締めくくった。

 今までよく、司法は下級審の判事の方が最高裁判事よりも憲法・国民に沿った判断を下すと思うことが多々あった。

記事を読んで、行政も制度的には村長よりは総理が高いとされているが、知的・価値的に高いのは現総理より前村長が高い場合があることを、知った気がした。

 特に、「原発事故の被害は国家でも救済できない。原発に見切りをつけ、失業者や自治体の財政混乱に対応する撤退戦略を考えるべき時だと思う」、

 「戦闘と犠牲は「国際貢献」などと美談にされる」等の指摘はその通りだと思った。

 また、憲法について、「米国がもたらしたかも知れないが、当時の日本人、特に兵隊に行った人は涙を流して受け入れた」との言葉は、被支配者だった国民の感激を伝えてくれた。

 憲法を変えなければ、憲法を生かせば、日本は世界の中で「そこそこのポジション」で居れるはずだと、周囲の人に言い続けてきたが、これは継続する意味がありそうな気がしてきた。

 


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by sasakitosio | 2014-11-27 08:22 | 東京新聞を読んで | Trackback