憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

奇怪な解散総選挙

11月16日(日)付東京新聞27面に「本音のコラム」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこのコラムに学ぶことにした。

 まず筆者は、「この一週間の間に、衆院解散の流れが決定的になった。安倍首相はずっと外遊中で、なぜ解散なのか、首相が公民に説明したことは一度もない。

 日本の政治では、すべてが密室で決まることをあらためて見せつけられた。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「そもそも九月末に臨時国会が始まったとき、首相は地方創生と女性の活躍という看板政策の実現に向けて努力すると宣言したはずである。それらの重要法案をなげうってでも、解散に踏み切る理由は何なのか。閣僚の資金疑惑から始まって、予想以上の景気の低迷など、失政を攻撃する材料が山積する中で、針のむしろに座らせられるのはかなわないという動機で、逆襲をリセットするために解散したというのが真相だろう。」と指摘した。

 さらに筆者は、「二年間の安倍政権の「実績」は、特定秘密保護法制定、集団的自衛権の行使容認、そして川内原発再稼働と、日本の民主主義と国民生活を脅かす政策の連続である。それらはすべて、二年前の総選挙で国民に対して何の予告も説明もないものばかりであった。

 この選挙で自民党が勝ったら、国民の信任が得られたとして、さらに好き勝手を進めるに違いない。

 安倍自民党に白紙委任を与えるかどうかが、この総選挙の最大の争点である。

 この二年間の安倍政治を冷静に評価し、日本の未来を見据えた意思表示をしたい。」と締めくくった。

 読んでその通りだと思った。

 2年前の総選挙で国民に対し何の予告も説明もないまま、特定秘密保護法制定、集団的自衛権の行使容認、川内原発再稼働、と日本の民主主義を脅かす政策が続いたとの指摘は、正にその通りだと思った。

 そして、安倍自民党に白紙委任を与えるかどうかが、この総選挙の最大の課題であるとの指摘は、理解できる。

ただ、明確な対抗軸を持った勢力の姿が見えにくいのが、国民的不幸だ。パワーと信頼と思想と責任感を兼ね備えた「勢力」を、どうやって作るかがカギだが?


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by sasakitosio | 2014-11-19 07:35 | 東京新聞を読んで | Trackback