憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

けんかの作法

 119日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「本欄でも書かれたように、安倍晋三首相は最近、精神の平衡を失ったかのようである。しかし、彼の乱心、どう喝をきちんととがめられない野党やメディアはもっと情けない。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「憲法で国会議員は院内の発言について院外で責任を問われないと規定し、さらに言論や学問の自由を保障しているのはなぜか。国会議員、報道記者、学者の三つに、権力とけんかする武器を与えるためである。」と指摘した。

 つづけて筆者は、「ファシズムの成立過程では、ならず者が大きな役割を演じる。国民に対して情報と思考の素材を提供する報道機関と学者が、ならず者の攻撃対象となる。それらが屈服すれば、世の中は強権支配を受け入れる道を一挙に進む。今の日本では、最高権力者自身がならず者同然の暴言を繰り返している。さらにその周辺には、ペンを持ったならず者がいる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「権力を批判するものは、すべからくけんかをする覚悟を持たなればならない。ならず者を相手にして言葉は無力である。理路を尽くした批判をしても、そもそも理解する能力を持たない。虚偽や不正を指摘されて逆上するような権力者に対しては、しつこく追及を続けなければならない。実際、安倍首相の虚言は枚挙にいとまがない。もはや臆病なインテリは有害である。メディアも学者も「表へ出ろ」という気迫を持たなければならない。」と締めくくった。

 久しぶりに、威勢のいい啖呵を聞いた気がした。

 「臆病なインテリは有害である」は、その通りだし、

 「今の日本には最高権力者自身がならず者の同然の暴言を繰り返している。さらにその周辺には、ペンを持ったならず者がいる。」は思い当たるし、権力に集る「ハエ」みたいなやからも湧いてくるものだし、「もはや臆病なインテリは有害である」の指摘は、正に至言である、と思った。

 傲慢な権力者と、臆病なインテリは、自由・平等・平和・共栄を希求する「普通の国民」にとって、天災と言うべきか人災と言うべきか?


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by sasakitosio | 2014-11-10 07:21 | 東京新聞を読んで | Trackback