憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

大学の危機

 10月19日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日はこのコラムに学ぶことにした。

 まず筆者は、「10月はノーベル賞の発表、9月下旬に文科省のスーパーグローバル大学の選別発表もあり、大学や研究に関する政策論議も盛んだった。

 政府は世界水準の人材と研究成果を出せと大学の尻を叩くが、大学の教師に言わせれば、そういう政府が研究と教育の邪魔をしているのだ。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「そもそも、歴史認識や人権感覚において世界常識からかけ離れた政治家たちが、グローバル化というスローガンを唱えること自体が滑稽である。

 さらに、大学に意味不明の改革を押し付けてきた文科省は、大学の教師から本来の研究、教育の時間を奪ってきた。法科大学院に至っては、明らかに失敗であるが、大学の側で淘汰が進む一方、政策を推進した役人たちは誰も責任を取らない。

 同じ時期に、大学進学率について大きな地域間格差があることも明らかになった。地方には大学が少ないので、優秀な若者の多くは大都市の大学に進学する必要がある。

しかし、昨今の経済状況の中で、子どもの学費を出せない家庭が多く、それが進学率格差につながっている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「政府の仕事は意味不明の制度いじりで大学を疲弊させることではなく、勉強したい若者が思う存分勉強ができるように条件整備をすることである。

 進学をあきらめる若者の中に、将来の世界的研究者がいるかもしれない。」と締めくくった。

 筆者の「勉強したい若者が存分勉強ができるように条件整備をすること」が政府の仕事との指摘はその通りだと思った。

 親の経済状態で、進学や勉強をあきらめなくて済むには、大学の授業料を無料にし、奨学金はすべて給付金にする等の施策が必要ではないか?併せて、若者を病気や怪我や戦争で死なせない施策も必要だと思った。そのための目的税ならば喜んで負担したいと思った。


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by sasakitosio | 2014-10-28 07:43 | 東京新聞を読んで | Trackback