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by sasakitosio

慰安婦問題 貴重な女性基金の精神

 10月19日付朝日新聞社説に、「貴重な女性基金の精神」の見出しで、慰安婦問題が載った。今日はこの社説に学ぶことにした。

 まず社説は、「戦争時代、日本軍の関与の下でつくられた慰安所で性行為を強いられた元慰安婦らに対し、戦後50年を機に国民的償いを試みたのが「女性のためのアジア平和基金(アジア女性基金)」だった。

その基金への参加を呼びかけた文書を、外務省がホームページ(HP)から突然削除した。

 呼び掛け文には「10代の少女までも含む多くの女性を強制的に「慰安婦」として軍に従わせた」とあった。衆院予算委員会で、この記述が強制連行をほのめかすようだと批判されたための措置とみられる。

 基金は、93年の河野洋平官房長官談話を受けてできた。慰安婦問題は法的に解決済みとの立場を保ってきた日本政府にとって、基金活動は和解への後押しができる実践的な取り組みだった。

 事業の柱は、元慰安婦に首相の「おわびの手紙」のほか、募金からの償い金を渡すこと、さらに政府資金から医療支援することだった。基金は7年前に解散したが、その後も外務省が呼び掛け文を掲載し続けてきたのは、これらの努力に意義を見出してのことだろう。」と指摘した。

 つづけて社説は、「削除について岸田外相は、HPに政府がつくった文書とそうでない文書が混在していたので構成を整理した、と説明する。だが、基金の関連文書の内容は政府も認めてきた。しかも大本の河野談話について、安倍首相自ら、見直す考えはないと明言している。

 なのになぜ、呼び掛け文を削除しなければならないのか。 

国際社会からは日本政府が歴史認識をさらに後退させたと受け取られかねない。まして河野談話についても首相周辺からは、来年の戦後70年談話で「骨抜き」にすればいいとの発言さえ出ており、なおのことだ。

 もとより海外の評価だけが問題なのではない。私たちが過去とどう向き合うのかが問われているのである。」と指摘した。

 最後に社説は、「基金解散後、元理事らがウェブ上で「デジタル記念館「慰安婦問題とアジア女性基金」」(http://awf.or.jp)を立ち上げ、本にもまとめられた。

 基金に集まったのは約6億円。「入院のため振り込みが遅くなりました」「貧者の一灯です」。デジタル記念館には寄付した人のメッセージのほか、「おわびの手紙」に号泣した元慰安婦の話も紹介されている。

 そんな心の交わりの起点となったのが、基金呼び掛け文だった。外務省が問題意識に変わりないというのなら、今からでもHPを元にも同べきだ。」と締めくくった。

 読んで勉強になった。「基金は93年の河野洋平官房長官談話を受けてできた」こと、「事業の主体は、元慰安婦に首相の「おわびの手紙」のほか、募金からの償い金を渡すこと、さらに政府資金から医療支援をすることだった」とのこと、「基金に集まったのは約6億円。」とのこと、「基金解散後、元理事らがウェブ上で、「デジタル記念館「慰安婦問題とアジア女性基金」」をたちあげた」とのこと、「デジタル記念館には基金に寄付した人のメッセージのほか、「おわびの手紙」に号泣した元慰安婦の話も紹介されている」とのこと。これらはすべて、日韓友好にとっていい話だと思った。探せば、日韓が仲良くなれる史実がまだまだあるのではないか?昨今のメデアは日韓ともことさら、不仲になる「こと」を拾いだしているような気がしてならかった。この社説からは、いい話を教えてもらった気がした。


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by sasakitosio | 2014-10-24 07:27 | 朝日新聞を読んで | Trackback