憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

劣性挽回へ強制収容?

 10月12日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」と言う署名入りのかこみ記事がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 まず筆者は、「米国の政界に「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)と言う言葉がある。
 大統領選挙や中間選挙等米国の選挙は、11月の第一月曜日の次の火曜日に行うと決まっている。そこで、投票日が迫る10月に選挙の行方に影響を与えるような政策を発表したり、時として相手候補のゴシップを流すことがよくあることを言うのだ。
 その代用的な例に、1972年の大統領選挙の際、再選を図るニクソン大統領の安保担当補佐官だったキッシンジャー氏が「ベトナム戦争は間もなく終わる」と投票12日前に記者会見で述べ、これがニクソン氏の大勝につながったとされることがある。
 ことしの中間選挙も11月4日に行われるが、劣勢を伝えられる民主党の一気挽回をはかるためにオバマ大統領が「サプライズ」を仕掛けるのではないかと米政界ではさまざまに取りざたされている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「その材料になりそうなのが「イスラム国」に対する懲罰的なことだというのがもっぱらのうわさだ。というのも、先にオバマ大統領が「イスラム国」に対して行った空爆をめぐるどの世論調査も、米国民の70%近い支持を得ているからだ。
 といっても、地上軍を派遣することには国民の反対がつよい。そこで米国内で「イスラム国の」掃討作戦を展開するのではないかという観測が浮上している。
 近著のワシントン情報ニューズレター「ワシントン・ウオッチ」が伝えているもので、オバマ政権は「イスラム国」に参加や支援をする疑いのある米国民、とりわけイスラム系住民を一斉検挙するのではないかという。
 さらに、オバマ政権は既に3億8千5百ドル(約423億5千万円)を投じて米国内の米軍基地数か所に「国家非常センター」と呼ばれる施設を建設しているという。
 第二次大戦中の日系人収容所のような施設で、テロに加わったり支援したりする「敵性国民」を収容するものらしい。
 加えて、米連邦捜査局(FBI)や連邦、各州の警察はじめ全米73の法執行機関要員12万人の配置も既に終わっていると「ワシントン・ウオッチ」は伝えている。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「9.11の中枢同時テロの記憶も消えないかな、「イスラム国」による、米、英国人の斬首のビデオがネット上で公開されて米国人のテロに対する恐怖心と嫌悪感が増大していると言われ、この「サプライズ」は中間選挙に民主党側の追い風になることは容易に想像できる。 
 しかし、国民の恐怖心をいたずらにあおり一部の国民に「敵性国民」というレッテルを貼って隔離するのは、日系人の強制収容所が米国の歴史に汚点を残したと言われるのを繰り返すことにならないか、ひとごとながら心配になる。」と締めくくった。
 読んで、ありそうなアメリカの現在を見るようで、怖い感じがした。アメリカでの民主主義の現状を知らされたような気がした。一時的に、選挙に勝つことだけが、唯一絶対の目標になり、それが罷り通るアメリカの民主主義ってなんだろうという気がしてきた。続報が楽しみだ。
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by sasakitosio | 2014-10-20 07:27 | 東京新聞を読んで | Trackback