憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

嘘つきは誰か

 10月12日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という書名入りのかこみ記事がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。今日は、このコラムに学ぶことにした。
  まず筆者は、「臨時国会では、ようやく野党が政府を追及する、やる気を見せるようになった。日本がまともな自由と民主主義を保持しているかどうかが問われている状況である。
 閣僚や与党の幹部がヘイトスピーチを行う団体と深い関係があると指摘されているが、十分な説明はない。山谷えり子国家公安委員長が在特会との関係を否定するなら、この際、在日特権なるデマをまき散らして人権侵害を繰り返す連中は民主主義と自由の敵だと断言すべきである。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「極めつけは、安倍晋三首相の「歴史認識」である。彼は、朝日新聞の従軍慰安婦に関する「誤報」によって日本のイメージが傷つけられたと繰り返し主張している。従軍慰安婦に関する国際機関や外国の研究者の議論を読めば、朝日新聞が伝えた証言が虚偽だったとしても、日本軍が戦争中に女性を奴隷的に酷使していたことが分かるはずである。首相の一連の発言は、それこそ虚言である。そして今後朝日が権力に対して批判的報道をしないよう威嚇する。極めて政治的主張である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「外国のメディアは、安倍政権と自民党が、自由と民主主義の常識を踏み外すのではないかと、危惧している。国内のメディアが権力者の虚言を放置して、朝日新聞批判に血道をあげるなら、メディア自身も自由の放棄に手を貸すことになる。」と締めくくった。
 分かりやすい指摘だとおもった。
特に「山谷えり子国家公安委員長が在日特会との関係を否定するなら、この際、在日特権なるデマをまき散らして人権侵害を繰り返す連中は民主主義と自由の敵だと断言すべきである」、「国内のメディアが権力者の虚言を放置して、朝日新聞批判に血道をあげるなら、メディア自身も自由の放棄に手を貸すことになる。」との指摘は、その通りだと思った。
 自由の放棄に手を貸す報道も、その種の自由の自殺的報道も、日本国憲法で保障されている「報道の自由」で守られているという不思議な現実がある。
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by sasakitosio | 2014-10-16 07:36 | 東京新聞を読んで | Trackback