憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

自由を守る

 10月5日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 まず筆者は、「先日、本欄で日本におけるマッカーシズムの出現を指摘したが、事態は一層悪化している。元朝日新聞記者で、記者時代に従軍慰安婦について記事を書いた植村隆氏及び家族に対する人身攻撃が常軌を逸している。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「植村氏は、今年春から関西の私立大学の教授に就任する予定だったが、右派メディアの攻撃によって辞退を余儀なくされた。現在は、札幌にある北星学園大学の非常勤講師を務めているが、関西の一件で味を占めた右翼の脅迫によって、来年度の継続が危ぶまれる状況となっている。植村氏の書いた記事に批判があれば、言論で戦えばよいだけの話である。学生や家族まで巻き込んで危害を加えるなどと脅迫することは、言葉によるテロである。」と指摘した。
 さらに筆者は、「現状を憂うる学者やジャーナリストが集まって、北星学園大学が学問の自由を守るよう支援する運動を始めることとした。今の大学への攻撃を見ていると、戦前の天皇機関説や蓑田胸喜一派による自由主義者追い落としを思い出す。
 まさに戦線は開かれた。ここで右翼の横暴を止めなければ、これから日本における学問の自由は崩壊することになるだろう。
 意見は違っても、言論には言論で対抗するのが自由主義の本質である。本紙の読者の方々にも、ぜひ関心を持っていただくようお願いする。」と結んだ。
 読んで、筆者の意見に共鳴する。
 こんな時に、国民の基本的人権が、侵害されていることが明白な事態に臨んで、国民を権利侵害から守るために、税金で給料もらっている人々は、なにをしているのだろうか、といつも思う。
 北朝鮮による拉致の時も、国民を守れなかった「政府」から、反省の弁を聞いたことがないが?
 政府には、外からのテロの脅威より先ず、内なる現実の「言葉によるテロ」から国民を護ってほしいと思った。
 国内での国民の人権侵害の際に、「速やかに、断固」国民を護ることに責任感を持つ「政府」であってほしいとも思った。
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by sasakitosio | 2014-10-07 07:45 | 東京新聞を読んで | Trackback