憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

差別と政権 疑念晴らすのはあなた

 10月1日付朝日新聞社説に、「疑念を晴らすのはあなた」の見出しで、山谷えり子・国家公安委員長と、高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長のことが載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 まず社説は、「「知らなかった」では済まない。山谷えり子・国家公安委員長は深く認識すべきである。
 山谷氏は2009年、当時「在日特権を許さない市民の会(在特区)の幹部だった男性と一緒に写真に納まっていたことが先月発覚した。「在特会の人であることは知らなかった」と弁明し、世耕弘成官房副長官は「何ら問題はない」との見解を示した。
 だが先週、日本外国特派員協会で行われた山谷氏の講演は、拉致問題がテーマだったにもかかわらず、質疑のほとんどが在特会との関係に集中した。
 在特会の政策に反対するかと言う質問に対し、山谷氏は「一般論として、色々な組織についてコメントすることは適切でない」。
 在特会が主張する「在日特権」とは何か、自身もそのような特権があると考えるかといった質問には「私が答えるべきことではない」と述べた。」と教えてくれる。
 つづけて社説は、「国家公安委員長は警察の最高管理機関である。その長と、在日韓国・朝鮮人を「殺せ」と街頭で叫ぶ在特会との関係が疑われること自体、恥ずべきことだ。
 にもかかわらず、民族差別は許さないという強い意思を示さず「日本は和をもって貴しとする。ひとりひとりの人権を大切にしてきた国柄」などと山谷氏らしい語り口で、「一般論として「(ヘイトスピーチ)は誠によくない。憂慮に堪えない」と述べただけでは到底疑念を晴らすことはできない。
 それどころか、彼らの行動を黙認しているのではないかとの疑いすら招きかねないだろう。」と、指摘した。
 さらに社説は、「海外メディアは、山谷氏の件だけでなく、高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長が、ナチスの思想に同調しているとみられる団体の代表と写真撮影をしていたことも報じている。
 閣僚ら個人の問題を超え、右翼的な政権の性格を示すものだとの見方が広がっている。
 民主党の海江田万里代表は、昨日の代表質問でこの件を取り上げ、「国際社会からあらぬ目で見られないためにも、民族差別や偏向したナショナリズムには一切くみせぬことを示してほしい」と迫った。だが、安倍首相は「一部の国、民族を排除しようという言動のあることは極めて残念であり、あってはならない」とあっさり答弁しただけだった。」と指摘した。
 最後に社説は、「このままでは疑念は深まるばかりだ。問題を指摘された3氏と任命責任者たる安倍氏が、自身の言葉ではっきりと、在特会が扇動する民族差別や、「ネオナチ」の考え方は容認しないという決意を示す必要がある。」と締めくくった。
 「国家公安委員会は警察の最高管理機関である。その長と、在日韓国・朝鮮人を「殺せ」と街頭で叫ぶ在特会との関係が疑われること自体、恥ずべきことである。」との社説の指摘は、至極もっともな意見である。
「海外メディアは、山谷氏の件や高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長が、ナチスの思想に同調しているとみられる団体と写真撮影をしていたことも報じている。閣僚ら個人の問題を超え、右翼的な政権の性格を示すものだとの見方が広がっている。」との社説の指摘を見て、国際的には、内閣の存在自体が「国益を害して」いる状態のような気がしてきた。
 一日も早く、この内閣を変えるのが、少しでも、一日でも国益を損なわないような気もしてきた。
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by sasakitosio | 2014-10-05 11:40 | 朝日新聞を読んで | Trackback