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by sasakitosio

よく恐れよく備えよう 御嶽山噴火

 9月29日付東京新聞社説に。「よく恐れよく備えよう」の見出しで、日本における火山事情が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
まず社説は、「火山の猛威を、あらためて見せつけれれる惨事となった。予知は困難と言うが、火山国に暮らす私たちは、自然災害をよく恐れ、よく備えなければならない。
 長野、岐阜県境にそびえる御嶽山が噴火するのは、2007年3月の小規模噴火以来、7年ぶりのことである。
 下界よりも一足早い紅葉の時期を迎え、しかも晴天に恵まれた週末。絶好の登山日和だったことが、残念なことに、被害を大きくする背景となってしまった。
 突然降りかかってい来る噴石や火山灰から、逃げる間はほとんどない。何人も登山者が、逃げ切れずに火山灰に埋もれた。
 噴火を予測することは、できなかったのだろうか。
 山頂付近では半月前、地震活動が活発化していた。
 御嶽山では、前回07年の小規模噴火の前も、多い時は一日160回を超える地震活動があったが、その後は静かな状態が続いていた。
 ところが、今月に入り、10日に50回超、11日には80回超を観測した。それを受けて気象庁は、活動が活発化したことを地元自治体などに情報提供していた。
 しかし、震源が徐々に浅くなるなど危険な兆候は見られず、12日以降は地震回数も減ったため、5段階レベルで示す噴火警戒レベル1の「平常」から引き上げることはなかった。
 気象庁は「これだけで噴火の前兆と言うのは無しい」と説明している。」と教えてくれる。
 つづけて社説は、「地球上には約1500の活火山がある。日本列島には、そのうち110、約7%が集中している。
気象庁は110の活火山のうち47を常時観測火山と位置づけ、さまざまな観測計器を置いて監視している。
 ただ、大学の研究者など火山の専門家が常駐する観測施設があるのは、桜島(鹿児島県)や有珠山(北海道)など5か所だけ。富士山や御嶽山にはない。
 噴火予知には、 場所、 時期、 規模、 様式、 推移という5つの要素を的確に予告できる必要があると、とされる。それで初めて住民の避難勧告ができる。
 火山予知計画は、地震予知計画に10年遅れて1974年に始まった。気象庁に置かれた火山噴火予知連絡会は、この予知計画と同時に発足している。これまで何回も噴火し、常時監視している火山については噴火の時期をある程度予測できるまでになったが、避難勧告に必要な規模、様式、推移の予知には程遠いのが現状という。
 予知の成功例とされるのは、00年有珠山の噴火だ。国内で初めて緊急火山情報が出され、周辺住民一万五千人が避難し、人的被害を防ぐことができた。周期的に噴火を繰り返してきたことなどから、的確な予知や避難ができたとされる。
 逆に、1998年の岩手山(岩手県)では、火山活動が活発化して臨時火山情報が出せれたが、結局、噴火しなかった。
 このように、火山の予知は難しいが、火山国に暮らす我々としては“不意打ち”されるのを待っているわけにいくまい。噴火の危険と隣り合わせでいることを再確認し、謙虚に火山を恐れ、よく備えなければならない。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「今回の噴火でも、山上の山小屋は避難場所となり、関係機関との連絡の拠点ともなった。山に親しむための施設は、危機管理の施設でもある。各火山の山小屋の備えが十分か、再点検したい。
 山に登るな、などとは言うまい。山に、自然に親しんでこそ、その良さも怖さも分かるはずだ。そうして心構えも、装備などの備えもできてくる。
 東日本大震災との関係で、津波の発生状況がよく似ていた869年の貞観地震が注目された。その貞観地震の五年前には、富士山で貞観噴火が起きている。
 1707年には富士山で宝永大噴火が起きた。その49日前には、南海トラフを震源とする宝永大地震が起きている。
 関連は明らかはないが、不気味な一致である。
 東日本大震災でわれわれが学んだのは、想定外の災害が起こり得るということだ。」と教えてくれる。
最後に社説は、「原子力規制員会は今月、周辺に火山群がある鹿児島県の九州電力川内原発について、新規制基準にかなうと判断した。突然の火山噴火の恐ろしさは、今回改めて目の当たりにした通りである。原発は、対応できるのか。
 自然の脅威に、私たちは、何よりも謙虚に向き合っていくしかない。」と締めくくった。
 御嶽山噴火の突然の噴火と、その人的被害をみて、すぐ思い当たったのが「川内原発」だ。原子力規制員会の代表が、「安全とはいえない」との発言が、このことなのだろうか?
 再稼働時の危機は当然として、原発が火山の近くに存在する事自体大丈夫なのだろうか?福島第一原発事故の地震・津波と、噴火の火砕流・熱風のどっちが、原発制御に大きく影響するのだろうか?新聞で報じてほしいと思った。
 また、活火山の列島分布図を新聞で見て、日本は列島全体が地下から常時エネルギーを浴びていることが分かった。
 そして、この地下にあるエネルギーを電気や暖房に利用できるよう研究し実用化できれば、遠く紛争の中東から石油を買って運んでくることはないのではないか。日本の総力をあげて、地熱利用に集中する価値がありそうだと思った。
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by sasakitosio | 2014-09-30 09:09 | 東京新聞を読んで | Trackback