憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

越境するテロに備えよ

 9月26日付東京新聞社説に、「越境するテロに備えよ」の見出しで、中東の外国人兵のことが載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「イラクやシリアの紛争には多数の外国人戦闘員が加わっている。過激な思想に共鳴した若者たちが国境を越えて、各地でテロを起こす恐れさえある。国際社会は結束して、未然に防ぎたい。
 国連安全保障理事会はオバマ大統領の呼びかけで首脳級特別会合を開き、加盟国に対し、テロ関与を目的にした海外渡航者を処罰する法整備を義務付ける決議を全会一致で採択した。
 決議ではテロ関与を目的とする出入国や通過と、戦闘員の勧誘、活動資金集めなどを防止し、テロリストや支援者を罰する国内法の整備を加盟国に求めた。
イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」への外国人戦闘員の流入と、自国に戻ってテロを計画することを防ぐのが狙いだ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「米情報機関の調べでは、イスラム国や国際テロ組織「アルカイダ」などには、80か国以上から約15000人の外国人戦闘員が参加している。多くは中東や北アフリカの出身者だが、西欧諸国や米国、ロシア、オーストラリアなどの国籍を持つ者も2000人以上いるとされている。
 8月に米国人ジャーナリストを処刑したのは英国出身者とみられるなど、外国人志願兵らの残虐行為がいくつも報告されている。
 オバマ大統領は会合での演説で「外国人戦闘員が自国へ戻って自爆テロを起こす事例を何度もみてきた」と危機感を訴えた。各国は情報交換と法の適用で国際的な包囲網を築き、テロの拡散を封じ込めねばならない。」」と指摘した。
 さらに社説は、「2001年、米中枢同時テロの後、米国内ではイスラム教徒というだけで不当な取り調べを受けた事例が多数あった。各国は人権を十分に考慮し、法制定と運用には慎重に臨むべきだ。
 欧米に住むイスラム教系移民の若者には、教育や労働で格差の壁に直面して疎外感を強めるものがいる。
 非イスラムの若者では、アルコールや薬物依存症から立ち直るために宗教に興味を持ち、もっとも過激な組織に接近した例もある。欧米諸国は社会格差を縮小し、教育やカウンセリングを通じて若者に希望を与える根本的施策にも取り組んでほしい。」と指摘した。
 最後に社説は、「日本からは現在、中東紛争に戦闘員として加わっている事例はない。しかし、テロ組織のメンバーが日本国内を通過したり、資金調達をする可能性は否定できない。政府は安保理決議を受けて適切な法整備を進める必要がある。」と締めくくった。
 社説の指摘や主張に異論をはさむ余地はない。
 「欧米諸国は社会格差を縮小し、教育やカウンセリングを通じて若者に希望を与える根本的施策に取り組んでほしい」との指摘はその通りなのだが、宗教の規範性が異なる場合、自由に活動できる側に居る人の集団の方が、競争に勝利する可能性が高いような気がするが?その点では、宗教を信じて生きている人々の集団間で、格差が生じるのは、自然ではないのか?
 問題は、その結果の受け入れ方と、是正の方策が難しく、いまだ不明なところにあるような気がするが?
 現代は、地球が限りなく狭くなり、同じ地域にいろいろの人が生活することが避けられない時代だ。
 ここは、世界中の宗教者に集まって議論してもらって、現代において宗教とは何かを徹底的に議論して頂き、信ずる神や仏の違いで、「諍いが起きない、テロなどが起きない」ようにしていただきたいと切に思った。 
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by sasakitosio | 2014-09-29 08:04 | 東京新聞を読んで | Trackback