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by sasakitosio

今夏原発ゼロでも余力

 9月21日付東京新聞朝刊3面に、「今夏原発ゼロでも余力」との見出しで、今年の夏の電力消費量が記事になった。
 記事には、「今夏原発ゼロでも余力」、
     「使用率95%超 全国で2日だけ」、
     「再稼働必要なし」、等の見出しが紙面を賑やかに飾る。
 今日はこの記事を学習することにした。
 記事は、「東日本大震災後、初めて国内で原発が一基も稼働しない「原発ゼロ」となった今年の夏。本紙が原発のない沖縄を除く電力9社の7.8月の電力需給をしらべたところ、電力使用率が「厳しい」状態となったのは、関西と中部で1日ずつあっただけで。節電も進み、原発ゼロでも夏のピークを乗り切れることが裏付けられた。
 東京電力で需給が最も逼迫したのは使用率が94.7%となった7月16日。「やや厳しい」状態となったこの日の東京の最高気温は32.3度で、ピーク時に4485万キロワットが使用された。「気温が予想より高くなったことと、火力発電所がトラブルで計画外に停止したため」と東電担当者。
 使用率は、電力会社が事前に予測して準備した供給力のうち、実際に使用された割合。準備した供給力が少なければ、使用率は高くなりがちだ。このため、この夏最高の36.1度を記録した8月5日のピーク時の使用電力4980万キロワットで7月16日を上回ったが、使用率は91.5%だった。 
 事情は他の電力も同じで、関西で7月17日、中部で8月5日に使用率95%以上の「厳しい」状況となったが、両社ともに「予想より気温が上昇した」とコメント。使用電力が最大となったのは両社とも別の日だった。
 各社とも供給可能な電力ギリギリまで使用が高まる切迫した局面はなかったといえる。」と教えてくれる。
 つづけて記事は、「関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が昨年9月定期検査入りし、国内の原発すべてが止まってから1年。今夏の需給について電力会社では原発依存度が高い関西と九州での電力不足を懸念していた。
 しかし、「厳しい」となった日は九州ゼロ、関西も1日のみ。他電力も大半が90%未満の「安定」状態で、東北電力はではすべてが「安定」だった。
 夏を乗り切れた要因について「節電によるところも大きい」と東電担当者。東電では、震災前の2010年夏の最大使用電力は約6千万キロワットだったが、この夏は5千万キロワットにも届いていない。
 関西でも10年比で400万キロワット減、中部の約250万キロワット減となった。」と教えてくれる。
 さらに記事は、「「東京からの電力融通も予定していたが、一度も発動されなかった」。関西電力担当者はこう振り返る。
 関西では今夏、同じ電気の周波数の北陸や中部などから融通を受けたが、周波数の違う東日本からの応援は一度も受けなかった。東西で融通できる電力は120万キロワットだが、将来200万キロワットに拡大する計画。広域融通の体制整備が進めば、需給はより安定的になる。
 それでも電気事業連合会[電事連]の八木誠会長(関西電力社長)は「火力発電をフル活用し続ける対応は本来の姿ではない。」などと、安定供給のためには原発は必要だと訴える。」と教えてくれる。
 最後に記事は、「しかし、電力需給に詳しい植田弘京大大学院教授は「節電や省エネ、自家発電もすすみ、年々需給に切迫感はなくなってきている。」と指摘。その上で「需給の厳しさから原発再稼働が必要だという議論は成り立たなくなってきている」と語った。」と締めくくった。
 この記事を読んで、電力不足神話が崩壊したと思った。
 そして、それを実証できたのは「消費者の節電、メーカーの省エネ家電」「電力会社の供給管理と、供給努力」がマッチした結果だと思うが?これで、原発を止めながら、再生可能エネルギーへの転換がスムースに出来そうな気がしてきた。
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by sasakitosio | 2014-09-25 07:42 | 東京新聞を読んで | Trackback