憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦争 近くなった感じ

 9月14日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと 集団的自衛権」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、講談師・神田香織さんだ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「日本は憲法九条のおかげで69年間、戦争で人を殺さず、殺されずにきた。集団的自衛権の行使を認めた7月1日の閣議決定は、この九条を骨抜きにした。
 特定秘密保護法に続いて安倍晋三首相はどこまでやりたいことをやるんだと、怒りを通り越して、あきれてしまう。」と切り出した。
 つづけて筆者は「日本が先兵となって米国を守る。すると、日本が憎しみの対象となってしまう。日本にテロ行為を呼び込むようなこと。福島の原発事故で苦しむ子どもたちを放置している政府が、今度は戦争の最前線に若者を送る。安倍首相は「国民の平和を守るため」と言うだけで、集団的自衛権の必要性を国民にきちんと説明できない。
 「講釈師、見てきたようなウソをつき」
 お話を面白く聴いてもらうためオーバーに表現するのが講談の特徴。安倍首相は東京五輪招致で「(福島第一原発の汚染水の)状況はコントロールされている」と言うなど、お株を奪われてしまったようだ。原発や集団的自衛権で首相がウソをついて、講釈師が本当のことを言って歩いている。
 1986年から「はだしのゲン」を語っているが、当時よりも今の方が戦争にずっと近い感じがする。」と指摘した。
 最後に筆者は「ウソばかりの大本営発表で、知らないうちに国民の命を危うくした。こんな状況に近づいている。原発では肝心の情報を出さず、国民に無用な被ばくをさせたが、秘密保護法は事故を収束したいからつくったともいえる。
 秘密保護法ではピンとこなかったが、集団的自衛権の行使ではおかしいと感じて声を上げる人が増えてきている。危機感を持ち、発信し続けたい。世の中あきれ果てることばかり。でもあきれはてても、あきらめない。」と締めくくった。
 講談師の神田香織さんの発言、「原発や集団的自衛権では首相がウソをついて、講談師が本当のことを言って歩いている」との指摘は、落語的に面白く、講談的にためになる。
佳織さんには、寄席で何回かお会いしている。今も若いに間違いないが、1986年(若いころから)から「はだしのゲン」を語っているとは、大したものだと思った。寄席に行って応援したい気になった。
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by sasakitosio | 2014-09-15 08:00 | 東京新聞を読んで | Trackback