憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

長期金利低下 市場のひずみに警戒

 8月31日付朝日新聞社説に、「市場のひずみに警戒」という見出しで、長期金利の低下の問題が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「日本でも米国でも欧州でも、低かった長期金利がここに来てさらに下がる傾向がある。
 今回の起点は欧州だ。14日に発表された4~6月期の経済成長率はユーロ圏全体でゼロ。最大経済規模を持つドイツは5四半期ぶりのマイナス成長で、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は「必要なあらゆる手段をとる」と述べた。
 すでにマイナス金利を導入しているECBがさらに利下げをするか、大量の国債を買う量的緩和に踏み切るのではないか。
 そんな見方から、欧州の市場は国債が買われ、国債価格が上昇して長期金利は低下。指標である10年国債の利回りがドイツで初めて1%を割った。
 日米にも波及し、10年物国債の利回りが米国で2.3%程度と1年2か月ぶり、日本では0.5%と1年4か月ぶりの低水準だ。」と教えてくれる。
 つづけて社説は、「長期金利が下がれば、住宅ローンの金利や、企業の資金調達コストが下がる。国の借金の利払いも減る。しかし、喜んでばかりもいられない。今の市場はひずみが大きいからだ。
 長期金利は理屈の上では、今後の物価上昇率や経済成長率の見通し、財政悪化のリスクなどを反映して決まる。経済が成長して物価が上がれば金利は上がりやすいし、財政悪化も金利上昇の要因となる。現在の日本では、財政要因を除いても、長期金利は1%以上あるのが自然だという見方が強い。
 それが0.5%程度にとどまっているのは、日銀が「異次元」の金融緩和で抑え込んでいるからだ。財務省が年間に発効する国債の7割に相当する分を日銀が買っており、国際市場では国債が不足して価格は上昇、利回りは下がりがちだ。日銀が持つ国債残高は3月末で201兆円。国債全体の2割を超え、保険会社を抜いて最大の保有権者になっている。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「長期金利の水準が経済の実体とかけ離れ続ければ、適正な水準に戻そうとするマグマが市場にたまる。一方で、日銀の存在があまりに巨大で、政策を変えようとすれば国際暴落など極端な動きを招きかねない。
 日銀は、2%の物価上昇率と言う目標にとどいておらず、異次元緩和の「出口」を語るのは時期尚早と言う立場だ。
 しかし、沈黙を続ければ市場のマグマはたまる一方だ。慎重を期すことは当然の前提としても、日銀は異次元緩和をどう終えるつもりなのか、先々の考え方について、市場との対話をそろそろはじめてはどうだろう。
 沈黙にもリスクは伴う。」と締めくくった。
読んで、疑問、質問が湧いてきた。
①今起きている、米欧日で同時進行で起きている「長期金利低下の事態」を、一時的なものと見るのか、歴史的構造的なものと見るか?
②日本は資産バブルが弾け、アメリカのプライムローン問題がヨーロッパに波及し、それぞの国で、最後の貸し手である「中央政府」に借金が積み重なる。今日本では国と地方の借金は、一声1000兆と言われている。各国政府はたまった国債をどうやって返済しようとしているのだろうか?
③財務省が年間に発行する発行する国債の7割に相当する分を日銀が買っており、国際市場では国債が不足して価格は上昇、利回りは下がりがちで、日銀が持つ国債の残高は201兆円。国債全体の2割を超える。
 ならば、日銀はいつまで、いくらまで、国債を買い続けるのだろうか?財政インフレは、いつ、どの程度の割合で来るのだろうか?
 ④すでに、欧州中央銀行はマイナス金利を導入しているとのこと。それって、「 投資先が無い余剰金、利息を生まなくなった剰余金、増えなくなった剰余金、」ということか?
 年金原資など使途が明確なものは別として、個人・企業の資産はである余剰金は、格差社会の解消のためにつかえない者だろうか?世界的に、資産課税でもして、世界的に、こども達の教育・医療に使えないものだろうか?人類が地球上で、できるだけ長く、生存し続けるために!!
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by sasakitosio | 2014-09-08 07:55 | 朝日新聞を読んで | Trackback