憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

政府批判許さぬ国に

 9月1日付東京新聞朝刊1面に、「秘密保護法 言わねばならないこと 集団的自衛権」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、バイオリニスト・小林武史氏だ。
 今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「集団的自衛権行使の容認が必要な理由について、安倍首相は「国民の安全を守る」ためと言う。だが、戦争とは「国を守る」という政府の宣伝から生まれる。
 どんな理由つけようとも、戦争とは、人と人が殺し合うことだ。
 戦時中、中国戦線から戻った知人が「捕虜をはりつけにして射撃練習をしていたら当たり所が悪くて大声で泣き叫ぶので、上官が切り殺してくれた」と自慢するのを聞いた。
 武力で他国を守る集団的自衛権の行使を認めることは、日本を戦争のできる国に変え、自衛隊を人殺しのための軍隊につくりかえることだ。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「敗戦を告げる玉音放送を聞き、母と叔母は「戦争が終わった」と涙を流して抱き合いながら喜んでいた。14歳の軍港少年だった私は「負けたのにうれしいとは何ごとか」と本気で切り殺そうかと思った。今思えば、政府批判はおろか、政治的発言さえはばかられる社会で育ち「天皇陛下のために死ね」という愛国教育の結果だったと感じる。
 敵味方なく多くの血が流れたあの戦争の反省から、私たちは政府を再び暴走させないよう縛る日本国憲法を手に入れた。民主国家とは国民の批判を受け、誤りがあれば修正しながら進んでいくものだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「しかし、特定秘密保護法は国の誤りを監視するための判断材料から国民を遮断してしまう。
 しかも、安倍首相は第一次政権で、教育基本法に愛国心の理念を盛り込み、昨年12月、国家安全保障戦略に愛国心を明記した。愛国心を押し付け、秘密保護法で情報を隠すことは、政府批判を許さぬ息苦しい社会につながるのではないか」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 まず、秘密保護法と集団的自衛権の問題を、いろいろな分野で活躍している人たちの意見を、紹介し続ける、東京新聞に敬意と感謝を申し上げたい。
 そして、以下の事実や筆者の意見は、刺激になった。
 ①「戦争とは「国を守る」という政府の宣伝から生まれる。」
 ②「どんな理由を付けようとも、戦争とは、人と人が殺し合うことだ。」
 ③「戦時中、中国から戻った知人が「捕虜をはりつけにして射撃練習をしていたら当たりどころが悪く大声で泣き叫ぶので、上官が切り殺してくれた」と自慢するのを聞いた、とのこと。」
 ④「今思えば、政府批判はおろか、政治的発言さえはばかられた社会で育ち「天皇陛下のために死ね」という愛国教育の結果だったと感じる」
 ⑤特定秘密保護法は国の誤りを監視するための判断材料から国民を遮断してしまう。」
 ⑥「愛国心を押し付け、秘密保護法で情報を隠すことは、政府批判を許さぬ息苦しい社会につながるのではないか」
 以上の指摘を基に以下様のような考えが浮かんだ。
 ①戦争は、絶対にしてはならない。
 ②特定秘密保護法は決して施行させてはならない。
 ③愛国心とは、「孫・子・妻・家族・親族・近隣・村民・町民・市民・県民・国民の、その命と財産並びに国土と自然」を、絶対に戦争で犠牲にしないことなのだと、とくに被支配者たる国民に訴え、共鳴を得なければならない。
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by sasakitosio | 2014-09-06 06:33 | 東京新聞を読んで | Trackback