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by sasakitosio

コピペより切ない首相の姿

コピペより切ない首相の姿
8月26日付朝日新聞朝刊社説下に、「社説余滴」という署名入りのかこみ記事がある。筆者は、社会社説担当・加戸靖史氏だ。今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者は、「広島、長崎の平和式典で、安倍晋三首相のあいさつの冒頭が「前年のコピペ(引き写し)では」と話題になった。
 この6年間、式典をほぼ欠かさず取材してきた。ここまで表現がそっくりなのは初めてだが、歴代首相のあいさつも中身に大差はない。美しい言葉で犠牲者を悼み、核兵器廃絶への決意を誓う。
 だが、日本が米国の核の傘に頼り政策を見直していかない限り、「核兵器のない世界」が近づかないのは、10日付社説でも指摘したところだ。
 実行が伴わないあいさつは、もともと空虚なものだというほかない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「この夏、それ以上に切なかったのは、被爆地の声を本気で耳を傾けようとしているとは思えぬ首相の姿だった。
 広島の被爆者との懇談会で、吉岡幸雄さん(85)が、戦争の不条理を語った。
 69年前の夏、通う学校で級長だった吉岡さんは、副級長とじゃんけんをした。
 空襲に備えて家屋を壊す作業の当番日を決めるためだった。じゃんけんに負け、8月6日に出かけた副級長ら23人は原爆に直撃され、誰一人として生き延びれなかった。
 吉岡さんは「戦争のできる国になれば、また若者の命と人生が失われる」と述べ、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定の撤回を迫った。
 首相は「国民の命と暮らしを守るために、戦争をする国になる考えはない」と答えるばかり、吉岡さんは「つたわっちゃおらん」と憤った。
 長崎では、正林克記さん(75)がコピペをやんわりたしなめたのを受け流し、集団的自衛権を追及した川野浩一さん(74)には「見解の相違です」と告げて去った・
「これは対話じゃない」。
私は思わずつぶやいていた。」と教えてくる。
 最後に筆者は、「昨年8月10日付社説では、首相に「被爆者との対話を呼びかけた。
 核兵器を廃絶し、平和を実現しようと、広島、長崎は懸命に知恵を絞っている。首相がこの地で年に一度でも語り合うなら、被爆国のリーダーとしての指導力をますことにつながると考えたからだ。
 だが当の本人にその気がなければ、どうしようもない。
 安倍首相は長崎で、被爆者らが懸念する中韓両国との関係悪化にも触れ「対話のドアは常にオープンだ」との持論を強調した。
 被爆地の国民とも心を通わせようとしない首相に、隣国との対話はかなうのか。不安を覚えずにおられない。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 広島で、吉岡幸雄さんが、「「戦争のできる国になれば、また若者の命と人生が失われる」と述べ、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定の撤回を迫った」とのこと。
 長崎で、川野浩一さんが「集団的自衛権問題を追及した」とのこと。
 それにたいし、安倍首相は、「国民の命と暮らしを守るためだ。戦争をする国になる考えはない」と答え、「見解の相違です」と告げて去った」とのこと。
 吉岡幸雄さん、川野浩一さんの迫力に、いつも「取り巻き」と「提灯持ち」に囲まれて気楽に暮らしている首相が、全く手も足も出なかったということではないか。
 二人とも、よくぞ言ってくれました。自公の国会議員に「二人の爪の垢」を煎じて飲ませてやりたい気分になった。 
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by sasakitosio | 2014-08-29 06:26 | 朝日新聞を読んで | Trackback